目覚めればマフィアの十代目 zero

・・・あれ?俺寝てたはず。なんでお花畑?更に言えばなんか『家庭教師ヒットマンREBORN!』の骸の精神世界みたいだなー・・・なんて。・・・ありえない。
「・・・俺・・・死んだかな?」
確かに寝てた。巷で話題の新型インフルエンザで。プラス。肺炎起こしかけてるって言われて・・・、
『そうだ。お前は死んだ。』
「!」
後ろから声がして振り向けば、
「・・・・・・・・・・・・・・・うっわぁ・・・。
ちょ・・・現実逃避していいかな?
だってさ、だってさ、振り向いたらそこに大好きな漫画の主人公のご先祖様(仮)が立ってるとか死んだとかそれよりもありえないよ・・・。
『待っていた。私の]世デーチモ。』
「は?」
いやいやいや・・・]世デーチモって・・・、
「・・・俺は・・・]世デーチモじゃ、無い・・・。あなたの]世デーチモは・・・『沢田綱吉』だろう?」
『いや、私の]世デーチモはお前だ。』
どキッパリ
・・・断言されちゃったぁ・・・。
『この世界に『沢田綱吉』という存在は存在しない。そして]世デーチモとして生まれるのは、お前だ。』
「・・・パラレルワールド・・・いや、異世界ってこと?」
『どう捉えるかはお前次第。どちらにしろ、私の]世デーチモはお前だ。』
行け、
そう言ってジョット(仮)が指差すほうを見ればでかい扉。うん。真理の扉(@鋼の錬金術師)に見えるのは気付かなかったことにしよう。
『また会おう。私の]世デーチモ。』
扉が開いて中の光に包まれた瞬間、俺の意識はブラックアウトした。

(あー・・・出来れば生まれたてから意識があるとかやめてほしいな・・・羞恥で死ねるな・・・)
・・・とうとう始めちゃった・・・生暖かい目で見守ってやってください・・・!
凄い支離滅裂な感じは見なかったことにしてあげてください・・・!
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