目覚めればマフィアの十代目 日常編nove
「おーい!!」
「!十代目!」
「よぉ。」
武と隼人がいるという校庭へ行けば
ダイナマイトスタンバイ三秒前な隼人。
・・・うん。
後でどうしてくれよう。
「!?何そいつ。の弟?」
「・・・俺に弟はいない。」
「ちゃおっス。」
どっから出やがりました先生。
いつの間にか隣にいらっしゃいましたリボーンにはもう、いろいろと突っ込みを入れたい。
「弟じゃねーぞ。オレはマフィア、ボンゴレファミリーの殺し屋リボーンだ。」
「リボーン!」
コイツは言ってる傍から・・・!
「ハハハ、そっか!そりゃ失礼した!」
「・・・。」
・・・や、予想はしてたけどさ・・・。
「こんなちっせーうちから殺し屋たぁ大変だな。」
「そーでもねーぞ。お前もボンゴレファミリーに入るか?」
「
リボーン・・・?
」
思わずなんか黒いものが(え)。
「まーまー相手は子供じゃねーか。オレらもガキん時やったろ?刑事ごっこだのヒーローごっこだの。」
「・・・俺はやらなかった。」
「ん。そっか。は女の子だもんなー。」
や、恭弥と不審者の粛清やらハルや正ちゃんとコンピューターのカスタムやら戦闘スキルのスキルアップばっかやってたからなー(それもどうかいう突っ込みはスルー)。
「ファミリーの十代目のボスはなんだ。」
「っほー、そりゃまたグッドな人選だな。」
・・・お願いだから少しは疑ってくれ。
「よーしわかった。んじゃオレも入れてくれよ。そのボンゴレファミリーってのに。」
「っ!
武!
」
「ん?どーしたんだボス?」
ニコニコと、まだマフィアを「ごっこ遊び」だと思っている笑顔で俺をボスと呼ぶ。
「・・・武。コレは、遊びじゃない。」
「?」
「俺は、本物のマフィアの跡取り、十代目。まだ、正式に継承を受けたわけじゃないから、候補だけど、”ボンゴレファミリー”とうマフィアは、実在するんだ。」
そこまで言って、俯いていた顔を上げれば驚いたような、武の顔。
「、それは、」
「最後まで聞いて。”ボンゴレファミリー”に入るということは、マフィアになるということ。マフィアになるということは、これから先、命の危険にさらされることもあるだろう。それも、自分だけじゃない。”ボンゴレファミリーの山本武”として関わる全ての人、友人知人親兄弟、武のお父さんも、狙われる危険がある。それでも武がファミリーになるっていうなら、覚悟を決めて。今もここいら一体には人員を配置してもらってる。でも、俺が十代目となって、武が俺のファミリーになるというなら、らそれだけじゃすまない。武は、家族を危険に巻き込まないために完全に縁を切るか、もしくは自分がマフィアとなったことを打ち明け、護衛をつけることを了承してもらうか。どちらか。」
「・・・獄寺は・・・どうなんだ?」
「隼人の家は、もともとがそういう家系だ。そういった心配は無用だ。な、隼人。」
「はい、十代目。」
そこまで言って、息を吐く。武は武で、物凄く複雑そうな顔だ。そりゃそうだろう。さっきまで遊びだと思ってたのに、こんな重い話突きつけられたらね。
「・・・わ、悪い。俺頭悪いから今頭ん中ぐちゃぐちゃになっちまってて・・・、」
「ん。別にいいよ。」
「・・・返事は、明日でもいいか?」
「ん。・・・これだけは覚えておいて。俺は、一般人である武を、出来るなら、巻き込みたくない。」
例えそれによって、守護者が欠けることになっても。
読み返してものっそい矛盾してると思ったけどこれで行く。マフィアのこと話してる時点でもう巻き込んでんじゃんとかもう自分でセルフ突込み万歳だよ駄文万歳…!(スライディング土下座!)。
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