目覚めればマフィアの十代目 原作前due

自分の状況の把握をしてから二年。俺は五歳になりました。いろいろすっ飛ばしたとか言わない。その間に大人気ない大人(と言っても中学生)を咬み殺しているあの”雲雀恭弥”と仲良くなったり(既にトンファー装備)、アレな趣味のおじさんに絡まれている”三浦ハル”を助けたら懐かれたり、不良に絡まれていた”入江正一”を助けて尊敬されたり(二人ともなんかハッキング、クラッキング技術が物凄かった・・・!)。さらに言えば、冗談めかしてマフィアの話をしたら思いっきり食いついてきちゃってびっくりしたよぉ・・・(遠い目)。

『ほぅ、それは良かったな。Ⅹ世デーチモ。』
「・・・勝手に人の夢の中に出てこないでください・・・。」
『それは無理な話だな。私はお前、お前は私なのだから。』
意味不明。
・・・まぁ・・・いいや。
「で。何のようですか。」
『うむ。身体能力については地道に鍛えているようだからな。Ⅹ世デーチモに面白い能力をプレゼントしてやろうと思ってな。』
「・・・どんな能力ですか?」
使えば解る。
無責任だな。おい。
『だが、近い未来役に立つ能力だぞ。』
役に立たなかったら逆に問題だ。
『一つは目が覚めたらすぐにわかるだろう。』
「そんなにいくつもあるのかよ!」
『いや、二つだ。』
・・・何がしたいんだこの人・・・。
『さぁ、そろそろ目覚める時間だ。しっかりやるのだよ。私のⅩ世デーチモ。』
チュ
「!」

ガバ!
次の瞬間思いっきりベッドから飛び起きた。・・・でこちゅーされたぁ・・・。超びっくりした。だから部屋の扉が開いて、
イタリアに行くぞ!
と叫びながら父さんが入ってきた所へ思いっきりとび蹴りかましてしまったのは不可抗力だ。うん。

設定の最後にちょっと書いた特殊能力、使おうかと思って(え)。
そして人間関係が物凄いことになっているのはほら、原作クラッシャーだからと言うことで(爆)。
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