目覚めれば暗殺部隊のボス quattro

次の日。身支度を整えてアメリアに連れて行かれた朝食の席で”剣帝”テュールを俺の家庭教師にすると紹介された、
「よろしくお願いしますね、様。」
「・・・外でその名を呼ぶなよ。あと、”様”はいらない。なんか鳥肌立った。」
ぞわぞわーって。
「おや、そうですか。では、””と呼ばせていただきます。」
にこにこにこ
・・・うさんくせぇ・・・。なんつーかあの某南国果実を彷彿とさせるよ。テュールってこんなやつだったのか・・・。
「では、早速今日から授業を始めさせていただきます。」
そう言ってさらに笑みを深めたテュールに危険を感じた俺は思わず無言でアメリアに助けを求めてしまった。
「あぁ、別に彼女もいていいですけど、手出しは無用ですからね。」
・・・超いい笑顔で言われてしまった。
「さぁ、行きますよ。」

この日から、俺の、ある意味地獄の日々がスタートした。
テュールさんが捏造過ぎてどうしよう。完全に闇猫の趣味でしかない・・・!
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