目覚めれば暗殺部隊のボス otto
アレから八年。俺二十三歳。目の前の机の上には書類・・・ではなく見合い写真が山積みになっている。・・・うげろ。全部それなりの規模があるファミリーばかり。何故かディーノが混ざっていたときは本気で憤怒の炎ぶっ放しそうになった(に止められた)(死ぬ気で)。
「・・・・・・。」
「なんでしょう、ボス。」
「これ燃やしたい。」
「とりあえず中身見てからにしてからにしてください。」
秘書モードで淡々と言われた。結構傷つくんですけど。一つ溜息をついて一番上・・・ではなく1/3位のところから取ってみた。
「!」
ガタン!
「ちょっと九代目のところ行ってくる!」
「ボス!」
何考えてんだよあの腐れ狸・・・!(九代目のこと)。
「九代目!」
「・・・XANXUS・・・いつになったらお父さんと呼んでくれるんだい・・・?」
一瞬””って呼びそうになったなコイツ。とにかく今はそんなことは無視!!
「なんで見合い写真の中に綱吉君の写真が混ざってるんだ!」
「それは彼はXANXUS、君の婚約者だからね。」
「は?」
・・・婚約者・・・?
「・・・誰と・・・誰が?」
「君と綱吉君がだよ。」
「いつ決まった?!」
「八年前に約束していたじゃないか。」
「あれで!?」
「家光も賛成しているよ。」
「何考えてんだ家光ー!」
てか俺がよくても綱吉君は覚えて無いだろうし・・・!京子ちゃんって憧れの女の子だっているだろうし!
「怒鳴り込んでくるぐらい君は綱吉君のことが気に入っているようだね。なら、XANXUS、君の婚約者は正式に綱吉君だよ。」
「なんだそれ!」
「ちょうど綱吉君のところにリボーンを家庭教師として送ったところだ。一年もすれば自覚も出てくるだろう。そうしたら正式に婚約を発表しよう。」
「人の話聞けよ!」
あぁぁぁぁあ・・・ゴメン綱吉君・・・!俺にはこの狸を止められない・・・!
さーそろそろ原作へ入ります!ファイト俺!(爆)。
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