そんなことがあって一年。俺の婚約話を聞いたスクアーロたちを(死ぬ気で)止めて、どうやってあの狸の暴走を止めようか悩んでいた矢先に『ボンゴレリング』を綱吉君に渡すという話を耳にした。こんなとこまで”原作”通りかよ!とセルフツッコミを入れつつ、とりあえずハーフはGET。残りは今スクアーロが追っている。市街戦等禁止令は出したけど・・・絶対無理だろうな。超直感使わなくても解る。うん。帰ってきたらお仕置きだ。
一方の日本。
「う゜ぉおおい!テメェがうちのボスの婚約者かぁ!?」
「婚約者!?ってかボスって誰!?」
「XANXUSって奴だぞ。」
「XANXUS姉さん!?」
カミングウト。
「とにかく、これは貰っていくぜぇ!」
「!ボンゴレリングが!」
ハーフボンゴレリング(実はニセモノ)をつかまされたスクアーロが去ったあと、いろんなカミングアウトに脳内キャパシティオーバーを起こして頭を抱える綱吉が残されたとか。
「・・・カス鮫が。」
「グハ!」
スクアーロが戻ってきた。ハーフボンゴレリングを持って。それはいいけど、
「偽物・・・。」
パリン・・・!
偽物・・・。こんなとこまで”原作”に忠実じゃなくてもいいじゃん・・・と溜息が漏れる。・・・まぁ、いい機会・・・かな。綱吉君や綱吉君の守護者達が強くなるためには必要なことだし・・・よし、ちょうどモスカの調整も終わったし。
「日本へ行く。」
俺のこと、覚えててくれるかな。
原作突入です!「婚約者」を否定しつつもツナに会うのが楽しみでしょうがないザン様(笑)。
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