目覚めればジンの金属器使い

え?なにこれ?これなんて輝夜姫状態?
ちょっと意味が分かりませんね。

転生に転生を繰り返して現在、元・バルバット王国第三王子基、第一王女してます。
こないだまでレームで武者修行してました。
…ええ。お察しの通りです。はい。気づいたときはリアルorzになりました。ええ。しかも何回転生しても性別女にしか生まれないってドウイウコトナノー?

それはまぁどうでもいい。ここに生まれたってんだったらそれなりに、抗ってやろうと頑張りましたー。
頑張ってもどうにもならないこともありましたけど、頑張りましたそれなりに。

で、今現在。
「アリババ・サルージャ。俺の嫁になれ。」(@紅炎)。
「あ、ずるいです兄王様。アリババ殿、でしたね。私も彼女のことは気に入りました。ほしいです。」(@紅明)。
「炎兄も明兄も抜け駆け禁止!僕だってアリババのこと気に入った!僕のお嫁さんにならない?」(@紅覇)。
「な!貴様ら何をふざけたことを!アリババ君は俺が嫁にもらう!」(@シンドバット)。
何がどうしてどうなった。

なんかそれぞれ背後に自分たちのジンが見えるような気がして思わず顔が引きつるのを感じながらバックおーらい。
左右から白瑛さんと紅玉にぽん、と肩を叩かれた。副音声で「ご愁傷様、」という声が聞こえた気がした。…気のせいだと思いたい。
そして後ろからは般若を背負ったモルジアナに抱きつかれ、前からはなんか殺気を放つアラジンに抱きつかれた。…うん。苦しい。
「…俺帰っていいかな…、」
「…アリババちゃん、帰っちゃうの?」
「私も、もう少しアリババ殿とお話ししてみたいのですが、」
「や、うん。それはいいんだけど…あれが…ね…、」
未だに睨み合っている四人に視線を向ければ白瑛さんも紅玉も「…あー…、」みたいな顔をしていた。
「…とりあえず…ここから離れましょうか…、」
「…ええ。」
「さんせーい。」

当事者放置で話すすめやがっている人たちは放置で、俺たちはその場を離れたのでした。まる。

(…馬鹿は滅びればいいと思う)(…アリババちゃん、落ち着いて)((アリババ(君/さん)は渡しません…!)(愛されてますね、アリババ殿)
マギ二期23話から最終回まで見て滾った結果がこれだよ畜生!!普通にCPで書けよって話ですねさーせん!とりあえずアラジンとモルジアナと三人でわちゃわちゃしててそこに紅玉ちゃんと白瑛さんも混ざってるとかわいいと思うんだ!←
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