目覚めればお城の魔法使い
コンコン
「どうぞー。」
「。」
「あぁ、メイド長ですか。どうしました?」
俺は一回死んだ。間違いなく。ビルの屋上(十階建て)の落ちて無事だったら逆に奇跡だ。
そして直後に記憶をそのままに、俺は生れ落ちた。そこまでだったらまだいい。「記憶持ちとかめんどくせぇ。」で終われる。ところがどっこい。そうは問屋がおろさない。
俺は「魔法使い」だった。しかも家名が「バルソーラ」。・・・どっかで聞いた事あるんですけどー・・・。気付いた瞬間大きな溜息をついてしまったのは不可抗力だ。神様俺のこと嫌いでしょう。
それからン十年(ン百年?もう数えるのも嫌になった)。俺はフルークハーフェン大陸ルクソーヌ属国であるこの国の城を拠点としている。えぇ、あの魔法の国のルーンビナスの王子様にも魔法を教えましたよ。今何処にいるのか知らないけど(必要がなければ知りたくも無い)相変わらずあの忠犬悪魔を連れて放浪中だろう。
「、ちょっと休憩させて。」
「いいですが。メイド長って魔法使い嫌いなくせに俺のところにはよく来ますね。」
そう。”原作”とは違って
魔法使い
おれ
とシエラの関係は良好だ。
魔法使い
マイセン
は大っ嫌いみたいだけど。そういいながらシエラの前にハーブティーを置く。
「ありがとう。は別。一緒にいると落ち着くの。」
「メイド長様にそう言っていただけるなんて光栄です。」
「ここに居るときはただの”シエラ”よ、。」
「そうだね、シエラ。」
(彼女の忠実な部下達が探しに来るまでの)(束の間の安らぎ)
スライディング土下座ぁああああ!
ゲームをまだ未プレイで書くもんじゃないよね!凄い趣味に走りました!石は投げないで・・・!
どうでもいい設定
知識有で城に滞在する魔法使いであることは変わらないがシエラとそんなに仲悪くない。
魔法使いだけど剣術も得意(前世で剣道をやっていた)。
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