目覚めればテニス部ルーキー

うぉおおりゃぁぁぁあっ!
ドゴォオッ!
はぁぁあああっ!
ズガァッ!
もう一丁ぉぉぉお!
ドガァッ!
っ!むかつくっ!

俺、越前には前世の記憶がある。前世で俺は某マフィアの十代目な漫画のあろうことか主人公だった。なぜそこが漫画だとわかったか。その前の世の記憶も合ったりするから。一番最初の記憶の世界で跳躍なんて訳されちゃったりする某週刊少年マンガの俺が大好きだった作品だから。そのマフィアの十代目になった俺はいろいろ頑張った結果原作何それおいしいの?ぐらいのいきおいで自分の物語を紡ぎ、抗争なんて物騒すぎるモノじゃなく、ちゃんと老衰でご臨終。これで今度は普通になれるかな?と思ったらまたもや全ての記憶を持ったまま生まれました。しかも跳躍の、某テニス漫画(あれはもう格闘技だと思うけどね)の、またもや主人公でした。

そして今俺は原作通りに青春学園(略して青学)なんて恥ずかしい名前の学校に入学しました。でもだからと言って別にテニス部に入る気はさらさらない。だって俺女だし。テニスだって小さい頃から親父に付き合ってやってたってくらいでプロになる気もない。ただの趣味。大会も、何処が勝とうが興味は無い。なのに何故か俺は今男子テニス部のコートで相手コート(無人)にボールを撃ち込んでいる。漢字が違うって?そこはスルーしよう。そして大事なことだから二回言います。ここは男子テニス部のコートです。

チビで悪かったなぁ!
ドゴォ!
童顔で悪かったなぁ!
バキィ!
断崖絶壁で悪かったなぁ!
ふざけんなよセクハラ親父ぃぃぃいいい!
ドッカァン!
物凄い勢いでコートにボールが突き刺さった。撃った瞬間ラケットとボールに死ぬ気の炎が灯ったのはスルーしてください。前世からの標準装備です。

「…おチビ…いつにも増して怖いにゃ…。」
「す、凄い迫力だな…。」
「俺のダンクスマッシュより凄くねぇか?」
etc。あれ?炎はスルーなんだ。まぁ発光したり某ゾーン発動したり何処のスーパーサイヤ人だよって人もいるからねー。

「…はぁ。竜崎先生。もう帰っていいですか?っていうか桜乃貸してください。デートしてきます。」
「あぁ。いっといで。…南次郎はあたしがシメといてあげるよ。」
「お願いします。」

(桜乃桜乃!)(ちゃん!?)((あぁ癒される…))(///)

いろんなサイト様廻っててリョマ成り代わりを読んだら自分も書きたくなったけどやっぱり原作クラッシャーなうちのこ!
原作ナニソレオイシイノ?が合言葉!(爆)。
男子テニス部のほうにいるのはまぁ・・・竜崎先生にひっぱられたとでも思ってください(投げやり)。
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