『NARUTO』編

「えーっと・・・この辺りのはず・・・。」
「おい。」
「ったくエセヨン様・・・狐野郎め・・・!」
「おい、お前。」
「・・・くぁ(あくび)。」
人を無視すんな!
どげし
のう!
痛い・・・痛いです隊長!(泣)。なんか思いっきり蹴飛ばされましたー・・・ってえ?蹴り?
恐る恐る振り返れば黒尽くめで目つきの悪い少年がこちらを睨んでおりました。隣には不思議そうな顔をした金髪碧眼少年と桃色の髪の少女がこちらを凝視しております。
「うっわぁ・・・めんどくさい。
「え?人の顔見て一言目がそれ?」
桃色のこに突っ込まれました。うん。ナイス突っ込み。
「俺のことは気にしないで。お仕事終わったらすぐに立ち去らせていただきますから!」
「そんなもん信じられるか!」
ヒュン
「おう!危ないなぁ・・・!」
勢いよく空を見上げれば徐々に広がっていく空紋。そして現れる虚。
「な、なんだってばよ!あれ!?」
「ごめんねー、うちのエセヨン様のせいで。すぐ片付けるから。」
瞬歩で三人の前から空紋の入口に引っかかってる虚(うっわぁ・・・どんくせぇ・・・)の前に移動する。
「こちら護廷十三隊異世界対策班班長。十二番隊に報告。異世界”火の国 木の葉の里”上空に空紋および虚確認。処理します。」
『確認。処理確認後、空紋封鎖処置に入る。』
「了解。渡れ 黒鶫。」

虚を昇華させ、空紋が消えるのを確認する。ふと、下を見ればさっきの三人がこっちを凝視していた。・・・なんか一人増えてるけど。
「・・・まぁ・・・いいか。開錠。」
俺はそのままその場を後にした。

いろいろと突っ込みどころ満載なのはスルーの方向で。
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