Green and Blood〜act18〜
「どもー。」
クローバーの塔に戻り、まっすぐナイトメアの部屋へと向う。扉を開ければそこには相変わらず青白い顔で吐血しながら全力でだだをこねるナイトメアとそれを母親のごとく宥めるグレイの姿。
「あぁ、お帰り、。・・・では・・・さっそく部屋に案内しよう。」
「・・・あんたは仕事しろよ。えーと、グレイだっけ?君が案内してよ。」
立ち上がろうとしたナイトメアに、明らかにこいつサボろうとしてんなという視線を投げかけ、グレイに案内を頼む。
「わかった。ナイトメア様、すぐに戻りますからちゃんと仕事してくださいよ。」
「鬼!」
後でなんか喚いている声を無視してとはグレイに案内されて部屋へと向った。
「あんたも大変だな・・・。」
「・・・そうでもないぞ。まぁ、慣れてしまったというのもあるがな。」
「それは・・・お疲れ様?」
「何故疑問系なんだ?」
「いや、なんとなく。」
そんな会話をしているうちに部屋に到着。中に入るともも二人そろって感嘆の声を上げた。
「ひっろいなー。」
「そうですねー。」
はベッドに鞄を放り投げると、んーっと背伸びをする。そしてグレイのほうを振り向くとにっこりと笑った。
「改めて。僕の名前は。このこは。これからよろしく。」
「グレイ=リングマークだ。こちらこそ、よろしくたのむ。」
しっかりと握手を交わした。
いろいろと協定を結んだ感じのグレイと主人公(笑)。
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