Green and Blood〜act7〜
は勢いよくペーターに抱きつかれ、倒れそうになるのをなんとか踏みとどまった。
「あぁ、!無事でよかった!「ちょっ」せっかくあなたをここに呼ぼうと思って芋虫にドアをつなげさせたのに「は?」芋虫の奴どこに繋がったかわからないとかほざきやがりまして「へ?」あ、芋虫はとりあえずボコしておきましたv」
「っていうか離れろー!」
「ぐっはぁ!」
アッパー。ペーターは再び吹っ飛んだ。
「・・・やっぱり今回もペーターとナイトメアがグルだったのね・・・。」
「今回も?」
「私、この変態ウサギに拉致されたの。ナイトメア・・・あ、芋虫がナイトメアっていうんだけど、あいつ、グルだったのよ・・・。」
ものすごーく嫌そうな顔のアリス。
「ま、ここに残るって決めたのは私だからもういいんだけどね。それより、早く行きましょ。」
「あぁ、そうだな。、お待たせ。」
「はい。」
向こうのほうでどうすればいいのかわからず、耳を伏せておろおろとしていたは、に呼ばれて嬉々として走りよってくる。
「あぁ、アリス・・・・・・。」
「・・・あんたんとこにも後で行くから。ビバルディに伝えといて。」
「!はい!」
アリスの言葉で一瞬にして復活すると、うきうきとした足取りで城へと帰っていった。
「・・・騒がしかったな。」
「・・・こんなの序の口よ?」
「・・・マジ?」
苦笑するアリスに、も苦笑で返す。
「とりあえず、『帽子屋屋敷』へ向かいましょう。」
「あぁ。」
ペーターとの出会いはいろんな意味で衝撃だった。
オマケ
「そーいや『ビバルディ』って誰だ?」
「ハートの城の女王よ。」
「女王様なのに呼び捨て?」
「むしろ名前で呼ばないと『首を刎ねよ』よ。」
「・・・それはまた・・・(苦笑)。」