in 鋼殻のレギオス
「
アルシェイラ様ぁ~!
」
「・・・またか。」
王宮にカナリスの声が響き渡る中、は大きく溜息をついた。
ダダダ・・・バン!
「!アルシェイラ様は!?」
「・・・来てないよ。・・・また?」
あ、ちょっと泣きそう。
「・・・確か今日は大事な会議が入ってたはずだけど・・・。」
「おそらく、原因はそれです。」
なるほど。アルシェイラならやりかねん。
「・・・俺探してくる。その間、がんばってごまかしといて。女王の影さん。」
「なるべく早くお願い!!」
一瞬で姿を消したカナリスに、さすが天剣。と感心しつつ、俺は机の上の書類をまとめて席を立つ。
「・・・またあの女王が逃げたのか?」
「みたい。すーちゃんも手伝ってくれる?」
「俺には関係ない。」
そう言って再び丸くなって目を閉じたすーちゃんに苦笑して俺は逃亡癖のある女王様捜索に向かうのだった。
グレンダンに飛ばされた主人公。しかも飛ばされた先はグレンダンの王宮と来たもんだから天剣と一通りバトってアルシェイラに気に入られてカナリスと一緒に補佐やってます。凄い突発な上に無理やり設定(笑)。
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