in 鋼殻のレギオス
・・・俺って動物に懐かれる体質なのかな・・・?
現在第十小隊のシャンテ・ライテに餌付け中です。
初対面でおなかをすかせていたシャンテに持っていたお菓子(手作り)をあげてからというもの、なぜか会うたびにお菓子をねだられるようになった。ゆえに俺の四次元ポーチには常に対シャンテ用(笑)菓子が常備である。
しかし、
「ねー、シャンテー。」
「ん?何?」
「君は十七小隊のレイフォンが嫌いなんだよねー?」
「当たり前だ!あいつはゴルの敵だ!」
うん。本当にゴルネオが大好きだねー。
「・・・そんなレイフォン嫌いのゴルネオ大好きシャンテさん。君は俺がその大嫌いなレイフォンの所属する十七小隊にお世話になっていることをご存知で?」
俺のその一言でお菓子(今日はドライフルーツのパウンドケーキ)を口に運ぶ手が止まった。あ、地雷踏んだ?
「・・・知ってる。が、レイフォンと仲がいいのも、知ってる。」
・・・あぁ、耳と尻尾が見える・・・。
少しふてくされたような表情でまたもそもそとケーキを頬張る。
「・・・でもはいい奴だ。レイフォンは嫌いだし、そのレイフォンとが仲がいいのは嫌だけど、お菓子くれるし、いい奴だから・・・。」
だんだんと小さくなっていく声にシャンテの顔を覗き込めばちょっと赤くなりながらもぐもぐとケーキを頬張っている。うん。こういう姿はハムスターって感じ?
「ふふーんvvかわいーなーシャンテはーv俺はそんなシャンテが大好きだ!」
とりあえず愛を叫んでおいた。周りがちょっと引いた(現在地:商業エリアからちょっと離れた公園)。シャンテは固まった。
「あ、ほらシャンテ。お迎えだよ。」
固まったシャンテから視線をはずして気配を探ってみればゴルネオがやってくるところだった。
「あ、うん!またお菓子よろしくな!!」
「おうよ!」
ひらひらと手をふって俺は十七小隊の訓練場へ、シャンテはゴルネオのほうへと向かう。
「・・・その前にレイフォンたちの差し入れ取りに行かなきゃ。」
回れ右で俺は部屋を借りている場所へ向かった。
「ねー、ゴルゥ。を十七小隊なんかじゃなくて、こっちに連れてこれないかなー。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どうだろうな。会長にでも掛け合ってみるか?」
「うん!ゴル大好き!」
多分無理だろうという言葉はぐっと飲み込んだ。
ツェルニに飛ばされた主人公。第一発見者はレイフォンだったりする(笑)。とりあえず十七小隊で保護。それなりに戦えるから訓練のお手伝いをしていたりする。お菓子を持っていたらシャンテに懐かれた。という凄く無理やり設定(爆)。
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