in ぬらりひょんの孫

「ぎゃ!」
「わぁ!」
うん。今思うと(っていうか思わなくても)出会いは最悪だったかもしれないね。

「やっほーリクオ。遊びに来たよー。」
「あ、。ちょうど良かった!!勉強教えて!」
「・・・いーよー。」


時空嵐に巻き込まれて放り出されたのがここ。奴良組総本部で、目の前で数字とにらめっこしている奴良組三代目、奴良リクオの部屋だった。
いろいろ話をしてみたらここはヤマトや異界とはまた違った”異世界”らしく(あれは次元までも超えちゃうのか!)心配して探しに来たお母様(めっちゃいい笑顔過ぎて怖かった)が来るまで紆余曲折ありながら(本当にいろいろあった)もお世話になった。そのあとも座標さえわかれば遊びにこれることが判明し、

「・・・今に至ると・・・と。」
「ん?どうしたの?」
「んにゃ。なんでも。あ、そこ計算ミス。」
「え!?」
リクオの勉強を見ながらちょっと回想していたら声に出ていたらしい。
「リクオ様、お茶をお持ちしまし・・・あら、。来てたの。」
「ちっす、つらら。おじゃましてるよー。」
「じゃぁもう一人分追加ね。」
初対面で凍らされかけ(狐火で相殺)、リクオがあたしになついている(笑)ことが気に食わないらしいけど、遊びに来ればそれなりに客として扱ってくれる。あたしは仲良くしたいだけだし。
「・・・終わったぁ!」
「お疲れ。今つらら入ってきたの気付かなかったっしょ。」
「え、本当。」
「うん。本当。」
まじで気付いてなかったらしい。あわれつらら(苦笑)。

そのあとおやつのにおいにつられて出てきたとつららが睨み合いははじめたり(つららが一方的にだけど)それをリクオがなだめたり、青と黒が煽ったり(え)大騒ぎして夕食をご馳走になったりして、まぁ、それなりに楽しく過ごさせていただいております。

このシリーズを思いついたきっかけネタ。超プロトタイプ(笑)。
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