Girl's Life

本日は月曜日。世間一般には学生は学校へ、社会人は仕事に精を出しているはずの時間。平日でもわりと賑わうデパートの一角でショッピングを楽しむハルヒともう一人、ハルヒの姉である
「・・・姉さん・・・自分はそんなに要らないんですが・・・。」
「そんなこと言わないの!いいじゃない、あたしがお金出すんだから。」
ハルヒはうきうきと服を選ぶをちょっとげんなりしながら見やる。
「それに物凄く今さらなんだけど、姉さん、仕事は?今日平日だよ?自分達は創立記念日の振り替えで休みだけど。」
「ん?あたしもともと月曜日は授業受け持ってないのよ。今日はハルヒの学校休みだっていうから、あたしも休みぶんどってきちゃった☆」
あ、やっとかなきゃいけない仕事は終わらせてあるから大丈夫よ。
なんかちょっと黒い発言した気がするけどスルーしよう。自分の精神衛生の為に。
「ねぇ、ハルヒはスカートとか穿かないの?かわいいのに。」
「自分が男装して学校通ってるの知ってるでしょう。あの学校の人たちがこういうところにくることなんてないと思うけど、万が一ばれたらあとが面倒です。」
「最後が本音ね。」
「当然です。」
そんな会話をしながらも次々にハルヒに着せる服やアクセサリーを選ぶに苦笑しながら眺める(なんだかゴシック調やパンクルックなものが多い気がするのは気にしないことにしよう)。

買い物を終えて満足したと共にデパートのレストランで食事をして帰宅。

その後、仕事を早く切り上げてきた父と共にはハルヒを着せ替え人形にしていたのは言うまでも無いだろう。
いろいろとテンションの高いお姉さんとちょっとさめた妹(笑)。
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