史上最キョウ最悪コンビ

第三音楽室。その扉を開けるとそこは・・・
『いらっしゃいませ。』
今日は『白雪姫』の世界が広がっていました。

「おや、嬢、ごきげんよう。」
「ごきげんよう、環君。今日は『白雪姫』ですね。環君は・・・王子様かしら?」
「ええ。」
にこにこと穴素二人の間に黒いモノが割り込む。
?俺に用なんじゃないのか?」
「きょ・・・鏡夜・・・?」
「鏡夜さん、そんなに睨まないでください。環君がヘビに睨まれたカエルになってますよ。」
にこにこにこ。
鏡夜の腹黒オーラもなんのその。はにこにこと返す。
「鏡夜さんは・・・狩人かしら?よくお似合いですよv」
にこにこにこ。
「・・・はぁ。で、、今日は何の用だ?今日は何も無かったと思うが?」
「あら、鏡夜さんのお仕事(部員イジメ)っぷりを見に来てはいけません?」
((((((なんか違う単語含まれた?!)))))))
「・・・そうか。まぁ、別にいいがな。邪魔するなよ。」
「えぇ。当然です。あ、これ差し入れです。この間ハルヒ君に教わったパウンドケーキを焼いてみました。皆さんで食べてくださいねv」
「わーいvケーキだーv」
「ありがとうございます、先輩。」
小人姿のハニーが飛び跳ね、白雪姫の『女装』をさせられていたハルヒがそれを受け取る。
「いいえ。お口に合うといいんだけど・・・。それにしてもやっぱりハルヒ君は似合うわねv」
「・・・なんか褒められてる気がしないです。」
グイ
「はい?」
「そろそろ部活が始まる。そっちで大人しくしていろ。」
「はいv」
ほのぼのとした風紀を打ち破り、鏡夜が不機嫌な声を出す。
そんなこともお構いなしに、やはりにこにことは支持された席に大人しく座る。
「・・・お前たち、そろそろお客様がいらっしゃるぞ。スタンバイしろ。」
『はーい。』

「・・・さっきのって嫉妬ですかね。」
「「だよねー。」」
「きょーちゃんて独占欲強いからねー?」
「(こくん)。」
とかなんとか言われてたりするが、鏡夜はのことがきになって気付いていなかったとか。
最初天然ちゃんにしようかとも思ったのですが、やっぱり鏡夜先輩には似たもの同士婚約者がいいかと(笑)。
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