ご対面〜椎編壱〜

「・・・椎ー。」
「あ、ちゃんだ。」
今日もお母様のところへ馳せ参ずるため(笑)、ひよこやへやってきましたよ。今日は椎ですよ。一番お母様と気が合いそうでちょっと怖いですよー!(半泣)。
「ちっす。木花。」
店先で店番中の木花と立ち話をしていると、準備を終えた椎が出てきた。
「じゃ、行こうか。」
「・・・うん。」
なんかもう朝から嫌な予感がっかりして、まともに椎の顔が見れません・・・!
「嫌な予感って何?」
「読まないで下さい!」
やっぱお母様と同類・・・!
「へー、ちゃんのお母さんもなんだー、楽しみだなー。」
「さーちゃっちゃか行ってみよー!(半泣)。」
もーやけくそだー!!
あたしは心の中でだけ涙を流しつつ、お母様のもとへと向かった。
椎は絶対腹黒で黒魔術とか使えると思います(笑)。
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