11.Mement-Mori〜メメント・モリ〜(死を想え)

”一緒に頑張ろう、キラ。”
そう言ってキミはいつも僕に微笑んでくれた。
”これが終わればまた皆が笑って暮らせるよね。”
キミはいつもこの悲しい戦いが早く終わることを望んでいた。
”だからキラ。一緒に頑張ろう。もう、これ以上悲しみをうまないためにも。”
キミはいつも僕が落ち込むとき、そういって抱きしめてくれた。
”私はいつもキラのそばにいるよ?だから大丈夫。”
そう・・・キミは言っていたのに・・・。

「―――・・・ごめん・・・キラ・・・そばに・・・いる・・・か・・・ら・・・―――」
「―――!」
それが最後の言葉。キミは敵の機体の爆発に巻き込まれて―――
気が付くと周りに敵はもういなかった。
僕は期待の中で泣いた。
”キラ”
キミの声が聞こえた。
”私はそばに居るよ。だから泣かないで?私はもう無理だけど。キラ。貴方が終わらせて?この悲しい戦いを。私はいつもそばにいるから・・・。”
そうだ。君はそばにいるといってくれた。ならば僕が、僕がやらなくちゃいけない。キミのためにも・・・。

名前変換なし。思いつきで書くとこうなる・・・。
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