離別

「おはようございます!導師!」
「あぁ、おはよう。」
あのころは平和だった。
「今日はどんな魔法を教えてくださるんですか?」
「ちょっと、あんた朝からテンション高すぎ。」
「えー、だって新しい魔法教えてもらえるのって嬉しくない?」
アルシオーネとが私の元でまだ見習いとして勉強していたころ。
「落ち着け。二人とも。それよりも先に昨日の復讐だ。」
「「はい。」」

そんな日々が続くと信じていた。

「アルシオーネ!!」
「申し訳ありません、導師。私たちは・・・あの人についていきます。」
「ザガード様のため・・・。」
「そしてエメロード姫様のために・・・。」

二人とも・・・行ってしまった・・・。
私は何を間違えたのだろう・・・。
私は祈るしかないのか・・・二人が無事・・・私の元に帰ってきてくれることを・・・。

突発すぎて意味がわからない・・・。
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