Der Wachhund der Rose act15
「まままたこれかぁぁあぁぁぁぁ!」
真紅・雛苺・翠星石・、そしてジュンはnのフィールドを猛スピードで移動していた。
因みには実世界に残っている。
「まだ気配は遠いですー!」
「そう!」
「お義姉様!明らかにスピード違反だと思いますー!」
「どッどー考えても定員オーバーだろコレ!ひっひっばるな〜!」
蒼星石・真紅のやり取りの中、とジュンの講義の声が飛ぶ。
しかし真紅も翠星石もそんなこと知ったこっちゃない。
「もう少し飛ばしていくわよ!」
「やめてェェエッ!」
「・・・本当にこの辺りなの?」
「・・・のハズですけど。」
目的の場所にたどり着き、まだ元気な真紅・翠星石に雛苺。それに比べてとジュンは少々お疲れ。
「目覚めよ・・・目覚めよ僕・・・。」
ジュンはぶつぶつと呟いている。
「・・・もしかしたらこの真上かもしれないわね。そこまでは世界樹の葉でも行けないわ。」
「お任せあれです!」
・・・とっても嫌な予感。
「すこやかにィ〜のびやかにィ〜!」
にゅにゅ
「ぐんぐんのびて雲の上までェェ!」
ぐおぉぉぉぉぉ!
翠星石必殺☆ジャックの豆の樹!(笑)。ものすごい勢いで樹が伸びていく。
その樹に翠星石を筆頭に真紅・雛苺・・ジュンがしがみつき、雲の上へと向かう。
「わぁぁぁぁぁああッ!」
ぼッ!
ジュンの悲鳴と共に雲の上に飛び出す。
そこに居たのは・・・
「真紅・・・?」
蒼星石と・・・水銀燈。
・・・変なところできった気がする・・・。
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