the blue vault of heaven and mother earth ヴァリアー編 act7

戦いが始まった直後、避雷針に雷が落ちてランボが感電する。誰もが、ランボは感電死したと思ったが、
ぴぎゃぁあああああ!いったいよぉおおおおお!
「・・・素敵に無敵なありえな体質万歳・・・。」
普通に生きていて、さらにあの電撃を「痛い」で済ませてしまっているランボに一同は絶句する。向こう側ではその理由を、リボーンが説明し、雷の守護者たる素質について、話していた。
そんなランボを見て、レヴィのスイッチが入る。その瞬間、
「やれやれ、餃子が最後の晩餐になるとは・・・。」
「あー・・・十年バズーカ・・・。」
始めて見たー・・・十年バズーカ。当たり前だけど。
現れたランボ十年後ver.にスクアーロが異議を叫ぶけど、チェルベッロは十年バズーカのことを知ってるから、そのまま試合を続行させる。ま、当然のことだけどね。
そして、試合が再開される。避雷針無視で、雷を集めたランボはレヴィにそのまま突っ込んでいく。しかし、レヴィの”レヴィ・ボルタ”による電撃を受け、さすがに電気容量オーバーを起こし、ランボは倒れる。そして、
ドカーン!
「二十年後のランボ・・・。」
現れたのは二十年後のランボ。二十年後っていうと・・・二十五歳かよ・・・うっわぁ・・・いろんな意味でうっわぁ・・・。ランボ(二十年後)は視線を巡らせて、ツナたちを、懐かしそうに見る。そして、俺のほうを見て、
「・・・また会えて光栄ですよ。さん。」
「・・・・・・・・・・・・。」
それだけ言って、ランボはレヴィに向き直る。レヴィは再び”レヴィ・ボルタ”を放つ。さらに避雷針に落ちた雷の電流をもランボはその身に受けるが、この姿のランボには効かない。それどころか受けた電気を全て地面に還す。圧倒的な強さ。これで、ランボの勝ちとなるかと思ったが、
消えて、なくなってしまえ!
最初のバズーカから五分経ってしまい、ランボは元に戻ってしまう。この姿では、レヴィに勝つことは、不可能。
「(・・・あとは・・・ツナ・・・あんたの判断だよ・・・)。」
ツナが此処でランボを、ファミリーを助けるという判断をするのか、見捨てるのか。未来は決まっているわけではない。必ずしも、ストーリーどおりに行くわけでは、ないだろう。
「(・・・ツナが助けなかったら、俺が助けるかな・・・)。」
そう思って、俯いていた顔を上げた瞬間、
どおぉん!
避雷針が、轟音を響かせて倒れた。
目の前で・・・大事な仲間を失ったら・・・死んでも死にきれねぇ!
ハイパー死ぬ気モードのツナがエレットリコ・サーキットの特殊ワイヤーを掴んで、レヴィをにらみつけていた。
「(よし、大丈夫。まだ、俺が手を出す必要は無い)。」
俺は、口元が綻ぶのを感じた。

相変わらずいろいろ矛盾だらけー!
back