the blue vault of heaven and mother earth ヴァリアー編 act16

次の日も朝から修行です。俺も乱入って言うか、見学って言うか、むしろ一緒に修行させていただいております。
そして今日はコロネロがいます。つかさ。
「・・・リボーン・・・君は何がしたいんですか・・・。」
牛引っ張ってきたよ。どこにいたんだよ牛。
「鍋だぞ。食うか?」
「そういう問題じゃないでしょ。」
「おいリボーン、どのくらい待てばいいんだ?」
コロネロが切れ始めた。と思ったら頭突き合戦始めるしー。
「・・・俺向こうで勝手に修行してていいかなー・・・。」
リングの炎と匣(四次元ポシェットに入ってたよ!びっくりだね!)の修行したいんだけどな・・・。
「駄目だぞ、。お前もここで見てろ。」
「へーい。」
とか言いつつリボーンとコロネロはマーモンについて討論始めちゃうし。・・・暇です。そしたらツナが切れた。霧の守護者が気になってしょうがないらしい。
は!?はなんか知ってんの?!」
「知ってるけどさー・・・。」
「まだだぞ。教えちまうと、修行が手につかなくなっちまいそうだからな。」
「あ、それ同感。」
と言うとツナに突っ込まれた。いや、まじで、あの南国果実(まぁ実際はあいつじゃないけど)だって知ったら、いろんな意味で混乱しそうだし。そんなツナに命令。
「んじゃ、気分転換に山下りてジュース買ってきてよ。」
「お、それいいな。コロネロの分もだぞ。」
バジル君がついていこうとするけど一人で行かせる。予定どーりなら下であの二人に遭遇するはずだし。ふふふ。楽しみだー。
「で、。お前本当に知ってんのか?」
「おうよ。変態南国果実だろー?実際は別の子だけど。」
「”変態南国果実”か。まー、間違っちゃいないな。しかも”別の奴”ってことまで知ってんのか。ますますお前の情報源を知りたくなるぜ。」
「教えないもーん。」
リボーンの目が真剣だ。うーむ。ちょっとやばいかな。
「そろそろツナ、あの二人と遭遇してる頃だと思うよ?行かなくていいの?」
「・・・お前そこまで知ってんのか。」
そういいながらもリボーンは俺の肩に乗っかってくる。
「んじゃ、しゅっぱーつ!」

麓の売店に到着すると、案の定ツナは犬に足蹴にされていた。・・・うっわぁ・・・。
「ちゃおっす。」
「ちょり〜っす。」
「久しぶりだな、柿本千種、城嶋犬。」
「はじめましてー。」
俺の肩の上からこんにちわみたいな勢いで挨拶してるリボーンにちょっと切れつつ、初対面の俺に困惑しつつってところかな。
「もうひとりはどうしたんだ。ツナの霧の守護者は。」
あ、スルーした。
「雲雀さん、観に行ったんでしょ。ね?」
千種に同意を求めれば一瞬だけ驚いたような顔をしてこくりと頷く。うーん、表情が硬い。
「あいつがか。雲雀に見つかったら大騒ぎになるぞ。」
「ならない、ならない。大丈夫だよ。そう簡単に見つかんないよー。」
とりあえずツナどうにかしようぜー、と言うことで。やっぱり困惑気味な視線を感じつつも俺はツナを担いでベンチに座るんで、膝の上に頭を乗せてやる。所謂”膝枕”と言う奴ですな。
そこで買ったお茶(ジュースよりお茶がいい)を飲んでると、やっぱりリボーンが千種と犬をからかってる。確かに不良少年AとBって感じだけどさ(笑)。
「ツナの奴も情けねえな。お前らに会ったら、もっと喜ぶかと思ったのに。」
「「な?!」」
黒耀ランドでの戦いの後、ツナはやっぱり三人のことが心配だったらしい。それがツナのいいところだよねーvv
「ボンゴレに言っとけ。てめぇにはもったいない霧の守護者だって。」
「また夜に。」
そう言って千種と犬は去っていった。
「あは、面白いねー。」
「だろ。」

帰り道。未だに気絶中なツナをバジル君が背負っている。
「悪いな、バジル。」
「大丈夫ー?」
「いえ、お安い御用です。」
バジル君とツナあんまり体格変わらないのにやっぱ凄いなー。なんて思って、バジル君と目が合ったから笑ってみたら目をそらされた。あれ?俺なんかした?!(半泣)。
「(殿のあの笑顔は反則です・・・!)。」
「(無自覚ってのが一番厄介だな・・・)。」
「???」

並中体育館。リング戦ぎりぎりになってようやくツナ起床です。ここまで気絶してられるのもある意味才能だと思います!ちなみに今日はずっとツナたちと一緒にいたので着せ替え人形無しです!(よかった!)。
「しゃんとしろ。霧のリング争奪戦の戦闘フィールドだぞ。」
「そ、そうだ!争奪戦!!って、た、体育館!?」
さすがに今まで目を覚まさなかったから全員心配してて。しかも起きて一番最初が自分よりも山本の心配とかさ。
「ツナ・・・そこが君のいいところなんだけどさ。少しは自分も心配しようぜ?(苦笑)。」
そんな軽口もすぐに吹っ飛ぶ。まだこちらの霧の守護者が現れてないから。・・・ぎりぎりでくるんだよねー・・・確か。
「「!」」
入り口に気配を感じてそちらを見れば、柿本千種と城嶋犬の姿。それを見てツナはいろんな意味でびびり、山本と獄寺は警戒心むき出しにする。
「二人とも落ち着けー。この二人は霧の守護者の付き添いだから。」
どーどーと宥めるけどやっぱり警戒心は抜けない。
「でも!お前は知らねぇかもしれねぇけどこいつらは・・・!」
「落ち着けと言ってるだろうごっきゅん!」
ゴス
「ぐはっ!」
とりあえず漫才でもかましておこう。そうすれば少しは落ち着くかなと思ったけど無理だったよ!
「霧の守護者って・・・ろ、六道骸?!」
「否。」
コートを投げ捨てる。
「我が名はクローム。クローム髑髏。」
「六道骸じゃ、ない?!」
ツナはまだ知らない。六道骸とクローム髑髏の関係。さーて。ちゃんとやれよ、六道骸。

久々すぎて意味わかんなくなってきた・・・。
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