the blue vault of heaven and mother earth ヴァリアー編 act17
クロームがツナのほうに歩みよる。
「誰だ?この極限に変な名前の女子は?」
「先輩、変な名前って言っちゃ駄目です。」
言うんだったら骸のネーミングセンスに文句言ってください。というのはぐっとこらえる。
「うむ。すまん。」
反省してないなこの人。なーんてやってる間にクロームが骸だとか、骸じゃないとか獄寺が騒ぎ始めやがったので、
「いい加減にしろ駄犬。」
「ぐはっ!」
とび蹴りかましといた。だって煩いんだもん。
「うん、六道骸じゃ、ないよ。」
「だよね!こんな可愛い子が変態南国果実なわけないもん!」
骸であって骸じゃないもん!あんなナッポーと一緒にされたらかわいそうだよ!なんてやってたらツナはクロームにほっぺちゅーされてた。
「あら、よかったね。ツナ。」
向こうで獄寺と犬が物凄い反応かました上にいろいろと天ぱってる。おもしろーい。実際見ると本当に面白いわ。まじで。
「あなたも、ありがとう。えっと、」
「ん、俺は『大地の守護者』の。よろしくね、クローム。でも無理しないで。」
よしよしと頭を撫でてあげるとなんか嬉しそうに笑ってくれた。やーん、可愛いーvvこんな妹がほしかった!
したら獄寺が復活して(そのまま沈んでればいいのに)クロームに突っかかり始めて、それを山本が止めていた。・・・ちったぁ落ち着け(呆)。向こうではなんかレヴィが変態発言してるのが耳に入ってしまってちょっと鳥肌立っちゃったよー(泣)。
「で、どうするのだ。仲間に入れるのか?」
「入れるわけねーだろ!こんなどこの馬の骨だかわかんねー奴を!」
「ああ!てめぇ聞き捨てならねぇぴょん!」
ああ、また場外乱闘が。・・・頭痛いぞ。殴っていいかこいつら・・・そんなことを思っていたらクロームが止めてくれてツナが認めたためクローム髑髏、霧のリング争奪戦参戦決定。っていうか何故か「様もいい?」とか俺にも聞いてきたし。俺決定権無いだろう。
そしたらコロネロまで登場して。いろいろ混沌だなぁ・・・。そして円陣は拒否られた。うん。やんなくていいよ。熱血なクロームとか引くから。
「今回の戦闘フィールドは体育館すべてで、館内のものは何を使っても構いません。」
「なお、このフィールドには特殊装置は設置されておりませんのであしからず。」
無いものをあるものとし、在るものをないものとすることで敵を惑わし、ファミリーの実態を掴ませないまやかしの幻影、だっけな。霧の守護者の使命。考えてたらリボーンが山本の肩の上で説明してた。んで例のごとく赤外線の檻みたいなのの中に閉じ込められた。・・・いろいろと厳重だ。
「それでは霧の対戦。マーモンv.s.クローム髑髏。バトル開始!」