the blue vault of heaven and mother earth ヴァリアー編 act19
で、家に帰ったら。
「、ちょっとかくまってくれるかな。お金なら出すよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・だから玄関から入ってこようよ。」
逃走中のマーモンがベランダからこんにちわでした。別に断る理由もなかったから入れてあげた。
「まぁお礼は言っておくよ。敵だけどね。」
「どういたしましてー。」
とかなんとかやり取りをして、寝るときはマーモンを抱き枕にさせていただきました(笑)。
次の朝。起きるとマーモンはちゃんと腕の中にいた。・・・律儀だなぁ・・・(苦笑)とか思いつつ、クロームの様子を見に行こうと思ってマーモンを起こさないようにベッドから出る。身支度をしてマーモンの分の朝ごはんを用意。四次元ポーチ(このネーミングもどうかと思うけど)を確認して家を出た。
マーモンがドアが閉まるのを確認して、
「の着替え写真ゲット。ベルかボスに売ったら高く売れるかな。」
とか言ってたなんて知りたくもない。
病院に到着してクロームを運んだ部屋に入ると、まだ寝ていた。近づくと気配を感じたのか、まだ少し眠たそうにしながらも起き上がって状況を確認しようと辺りを見回して、
「・・・おはよう、様。」
「おはよう、クローム。体調はどう?」
「大丈夫。骸様のおかげ。」
「そっか。」
あの南国果実もやることはちゃんとやってんのね。ちょっと安心。思わずクロームの頭を撫でてしまう。うー・・・妹みたいで可愛いわぁ・・・。
「様、私、もう行くね?」
「ん。無理しないで。あ、そうだ。これ。」
四次元ポーチから紙袋を取り出す。明らかに入らないだろうというサイズにクロームはびっくりしたみたいだけどまぁそこは突っ込みはしないで貰って。
「朝一で自分の朝ごはんのついでに作ったの。サンドイッチ。犬と千種とクロームの三人分。」
はい、と渡せばちょっと困惑気味だけど、ちゃんと受け取ってくれた。
「あ、ありがとう・・・///」
「うんん、リング戦終わったら、遊びに行こう?」
「え?」
「買い物したり、おいしいケーキ食べに行ったりしようね?」
そう言えばクロームは目を大きく見開いて驚いた表情をした後思いっきり笑顔で頷いてくれた。うっわぁ・・・超可愛いんですけど!!(喜)。
「はい!えっとじゃぁ私は・・・、」
「うん。またね。」
病室から出て行くクロームを見送って、
「あー・・・そろそろツナが来る頃なのかな?」
ひとり呟いて、俺も部屋を出た。
ちょっとやりたかったとことをいろいろ詰め込んでみました(爆)。
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