Tri-colore Tourmaline act9
一方待機&情報収集組。並盛高校の応接室に集まった面々(ランボは小学生のため本日は不参加)は渡された資料に目を通す。
「それじゃぁ今回雲雀と骸が集めてきた情報を整理するぞ。まず出回っているクスリ、通称『スノーホワイト』。女子を中心に出回っている。皆基本的に「白雪姫のように美しくなれる」とか言って誘われるらしい。流しているのは”エイヴァリィスファミリー”。まぁ、下っ端も下っ端マフィアだな。この辺がボンゴレのシマだってことも知らねーような新参ファミリーだ。因みに実質この辺り治めてんのは「笠野田組」だ。ここの跡取りってのも桜蘭に通ってるらしいからツナたちに接触させる。幸いにもあの藤岡ハルヒっつーやつが女だと知ってる上に、そいつ目当てでちょくちょくホスト部とかいうのに出入りしているらしいから。接触は簡単だろう。須王の息子を狙ってやがるのは如月グループ。実際に手を出しているのはやはりエイヴァリィスの連中だ。如月グループは娘が氷帝に通っているらしいんだが、須王に縁談を持ちかけ、突っぱねられたことによる逆恨みだろうな。」
ばかばかしい、と鼻で笑うリボーンに同感だと頷く。
「明日、アホ牛にでも一連の資料をあいつらに届けさせる。それくらい牛でもできんだろ。」
リボーンの言葉に骸が否を唱える。
「なぜボヴィーノなんです!『はじめてのおつかい』じゃないんですよ!行くなら僕gゲフォ!」
あ、トンファー。雲雀の額に青筋が浮かんでる。
「うるさいよ南国果実。君や僕らが言ったら無駄に女子がウザイだけなの忘れたの?(前科アリ)。これだからナッポーは。」
はー。明らかに馬鹿にするように言う雲雀にカチンと来たのか武器を持って立ち上がる。
「うるさいですよアヒル。鳥頭に言われたくないですね。」
「ワォ、やる気?」
あぁ、殺気が・・・、
ガウン
リボーンが持つ銃から硝煙が上がっている。ちょっとこっちも青筋浮かべてドス黒いオーラ流れてる。
「てめぇらつべこべうるせぇんだよ。これは決定事項だ。了平、お前も明日アホ牛と一緒に行って来い。」
「うむ!極限に了解した!」
「よし、解散。」
なんだかまだ雲雀と骸が臨戦態勢だが綺麗にスルーしてその日は解散となった。
いろいろと一人で楽しいです。軽くてにぷりとクロスな発言があるのはスルーしてください。あんまり関係ないですから(え)。クスリについても凄い考えてこんなんしか出てきませんでした。貧相な脳みそで申し訳ない・・・!(スライディング土下座)。ランボが行くと『初めてのおつかい』状態になる(笑)。