天使の子守唄 六花に抱かれて眠れact4
「The☆茫然自失v」
現在、玄武に文字通りたたき起こされて、昌浩は清明様のお部屋で状況説明を求められております。すばらしくがっちがちに固まって。ついでに彰子ともっくんも。俺はその様子を面白そーに部屋の入口から眺めています☆だって巻き込まれたくないもーん(酷)。
「・・・いいのか?」
「ん?何が?」
隣で同じく中の様子を伺っていた玄武に問われて視線をそちらに移す。
「お前も、その場にいたのだろう。助けてはやらないのか。」
「あぁ、そういうこと。んー、別にね。昌浩が命の危機にさらされてるーってわけじゃないから。それに、」
「それに?」
「面白いv」
語尾にハートマークつきで返せばちょっと呆れたように溜息をつく玄武。
「あ、何その溜息ー。酷いなー、さんちょっと傷ついたー。」
「冗談を言うな。心にもないことを。」
「あ、ばれた?」
けらけらと笑いながら玄武と世間話(?)をしているうちに昌浩の状況説明は終ったらしく、ようやく清明様から解放された。その頃にはちゃんと、いつもの昌浩に戻っていた(いいことなのだろうか?)。