青春学園中等部。放課後、テニスコートではテニス部が今日も部活中デス。
「いってぇなぁ・・・いてぇよ・・・・・・。」
「フシュ〜・・・。」
ハリセンでたたかれたのはこの二人みたいです。
「あんたたちが悪いんでしょ!さっさと部活しろ!」
マネージャー、がうずくまる二人の前にハリセン片手に仁王立ちする。
「だってよぉ〜(泣)」
桃城が泣きそうな声を出す。が、そんなものに通用するはずも無く。
「だってじゃない!さっさと行く!」
「はい〜!」
「フシュ〜。」
桃城も海堂も青筋を立てて部活に戻った。
「あ〜あ。普通にしてりゃーかわいいのになぁ・・・。」
「フシュ〜・・・(全くだ)」
とか何とか呟いていたのは誰も知らない(苦笑)
「!お疲れv」
ぽんと後ろから肩をたたかれ、が振り向くと、そこにはニコニコと笑う菊丸英二の姿。
「えーじ兄ちゃんvv」
はハリセンを放り投げて菊丸に抱きつく。菊丸も嬉しそうにを抱きしめる。
「はいい子ニャーvv」
「えーじ兄ちゃん大好き〜vv」
旗から見たらバカップルである。が。
「英二・・・いい加減僕のちゃんから離れてくれないかなぁ・・・?」
「!ふ・・・不二・・・(汗)」
魔王不二周助御降臨です☆背後に黒いオーラが出てます。
「あ、不二先輩vvどもですv」
そんな黒いオーラなんてどこ吹く風。な感じでは菊丸から離れ不二にぺこりとお辞儀をする。
「こんにちわ、ちゃん。今日もかわいいねv」
「ありがとーございますv不二先輩もかっこいいですv」
「不二〜・・・お願いだからその黒いオーラどうにかしてニャー・・・。」
のほほんとした空気の会話の中、菊丸が不二の黒いオーラに怯えた声を出す。
「?えーじ兄ちゃん、黒いオーラって何?」
「そうだよ。英二、黒いオーラなんて無いよ?」
とか言いつつ黒いオーラ倍増デス。
「ひ〜(泣)」
菊丸はの後ろに隠れる。
「??えーじ兄ちゃん?」
「・・・菊丸先輩、不二先輩、手塚部長がそろそろ部活始めるって。」
「おちび!」
「や!リョーマ君vv今日もかわいいなぁ〜vv」
とか言いつつリョーマを抱きしめる。
「・・・俺も部活始まるんで離して下さい。」
「あ、ごめんごめん。」
ぱ、とはリョーマから離れるがリョーマの顔は耳まで真っ赤になっている。
「。」
そんな中、後ろから声をかけられる。
「乾先輩、手塚先輩、河村先輩、大石先輩。」
乾、手塚、河村、大石の三人が後ろに立っていた。
「これからペナル茶の準備をするんだ。手伝ってくれ。」
「は〜い☆」
「「「「「「「げ。」」」」」」」
若干無反応の人も居るが全員が固まった。
「??」
は知らない。ペナル茶の恐ろしさを・・・。
「ま、いっか。じゃ、行ってきまぁすvv」
ニッコリv
「「「「「「「「「!」」」」」」」」」
その満面の笑みにレギュラー陣だけでなく、そこに居た全員がその微笑に見惚れ、そして赤面した。
「おりょーりはたのしいなぁ〜vv」
とか言いながらがペナル茶を作っていることは乾だけが知っている(苦笑)