「・・・一年生でレギュラーってことは相当強いのね、あのこ。」
「だろうな。」

観察日記〜越前side〜

先輩。」

ぎゅむ

「・・・どうした越前少年。向こうからなんか黒いオーラを感じるから離してくれないかなぁ・・・。」
行き成り後ろから抱きつかれたと思ったらあいも変わらずリョーマがなんか知んないけどくっついていた。
・・・あー不二先輩がご開眼ですよぉ〜・・・。
「別に俺が誰に抱きつこうが俺の勝手だと思うんすけど。」
「うん。そうだね。」
確かにね、でもね。
「・・・リョーマに抱きつかれるのは別にいいの。でもね、不二先輩のあのオーラはあたしは苦手なのよ・・・。」
お姉ちゃんの影響でね・・・。
「ふーん・・・。」
「だからお願いだから・・・せめて不二先輩のいないときにして・・・。」
「わかったっす。」
リョーマはしぶしぶって感じで離れてくれたけど・・・あー・・・まだ不二先輩オーラ出してるよぉ。
「ところでリョーマどったの?」
「別になんもないっす。ただ先輩がいたから来ただけッス。俺先輩好きですから。」
「ありがと。あたしもリョーマ大好きだよvv」
こんな弟だったら絶対ほしいもんvv
「・・・鈍い・・・。」
「ん?なんか言った??」
「なんでもないッス。」
変なの。そんなこと思ってたら向こうで部長が集合かけてる。
「ほらリョーマ。部長が集合かけてるよ。早く行かないと走らされるよ。」
「ういーっす。」
あ・・・不二先輩のオーラも納まった・・・。お願いだからあんまりあのオーラは出さないでおいてほしいなぁ・・・。
お姉ちゃんのおかげで免疫できてるとはいえ・・・苦手なものは苦手なのよ・・・。

リョーマ編。レギュラー全員終了。あと一話で終わります。
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