幸福の欠片〜act17〜
そして昼休み。今度はが僕のところに弁当を持ってやってきました。
「ー。」
「。」
相変わらずの笑顔。
「ねぇねぇ、あたしマフィアにされちゃった♪」
そこ語尾に音符マークつけて言うことじゃないでしょう。
も朝教室に行ったら黒板に同じようなことが書かれていたらしです。
「そだ。今日は?予定は?」
前の席のいすを借りて僕の机でお弁当を広げながら首を傾げています。
「今日はないよ。」
「やた!じゃ一緒に帰ろ!部活終わるまで待っててvv」
満面の笑みです。
「いいよ。じゃぁ図書館ででも…、」
「どうせだったらあたしが頑張ってるところ見学しててよ!」
「え…、あ、うん。」
にこにこと言ってくるに、断れるはずもなく、
「わかった。見学しながら待ってるよ。」
「うん!」
そんな会話をしながらお昼を食べ、昼休みが終わりました。
午後の授業を受けながらまた桃城君に睨まれるんだろうなとか考えていました。
幼馴染ちゃんにはとことん弱い主人公(笑)。
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