幸福の欠片〜act24〜
の両親は拍子抜けするほどあっさりとの転校を許してくれました。
さらにここから並盛中に通うのは遠いということでなぜか僕とは二人で一緒に暮らすことになったりしました。
…順応力が高いのはいいんですが、ここまでとは…。
そんな話をしてついでだからと晩御飯までご馳走になり、僕は今の家に帰りました。
カバンをベッドに放り投げシャワーを浴びにバスルームに向かいます。
シャワーを浴び終わり、バスルームから戻ると携帯電話の着信を知らせるランプが点滅している。履歴をみるとールッスーリア。
とりあえずこっちからかけ直してみます。すると電話の前でまた構えていたのかワンコールでルッスーリアの声がしました。
「〜vあなた大丈夫?」
第一声がそれですか?みんな心配しすぎです。
「大丈夫です。それよりどうしたんですか?次の仕事ですか?」
「いいぇ〜。スクアーロから連絡があったから。どうしたかしらと思って。」
「あぁ、そのことですか。のご両親とも話しました。僕と、二人とも転校する事にしました。」
電話の向こうであら、という声がしました。
「それじゃぁあの近くに住むとこ探さなくちゃね。」
「あぁ、それなら二人で住める広さの物件をお願いします。も一緒に住むことになっているんで。」
自分で言っててなんだか嬉しくて、声が少々弾んでしまいます。それを感じたのか電話の向こうでルッスーリアがくすくすと笑っているのが聞こえます。
「…ルッスーリア…。笑わないで下さい。」
「だってがそんなに楽しそうなの、珍しいもの。よっぽど大事なのねぇ、そのって子。会ってみたいわ。」
「そのうち会えますよ。、ヴァリアーに就職するとか言ってますから。」
「まぁ頼もしい。楽しみね。」
そう言ってルッスーリアは電話を切りました。そのままベッドに潜り込み、眠りにつきました。
物分りのよすぎるのもどうかと思う(笑)。
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