「次は・・・あの卵頭のコ、行っときましょうか?」
「姉貴・・・ちょっと言い方酷くねぇ?」
「ま、いいじゃないの。さー観察開始よ!」
「・・・。」
観察日記〜大石side〜
「あ、大石副部長。タオルとドリンクです。どうぞ。」
「ああ、ありがとうさん。」
「ーvv俺にもタオルとドリンクちょーだいvv」
「
うぎゃ!」
「こら!英二!行き成りさんにタックルするなっていつも言ってるだろ!さん潰れてる!」
「
にゃー!!ごめんにゃー!ー!」
「あ・・・謝るんだったら改善して・・・えーじ兄ちゃん・・・。」
う゛ーあたしも気配を感じたら逃げる特訓をしないと・・・。
「大丈夫?さん?」
「ありがとうございます・・・大石副部長。・・・副部長も大変ですねーえーじ兄ちゃんの相手・・・(苦笑)。」
「あはは・・・もうなれたよ・・・。」
大変だなー。副部長も・・・。
「大石・・・何僕のと仲良さそーに話してるのかな?」
「!」
大石副部長の背後に黒いオーラ発した不二先輩の姿が。
「不二せんぱーい。大石副部長が硬直してますから。そのオーラしまってください。」
ついでにえーじ兄ちゃんも震えてるよ。あたしは・・・おねえちゃんのでちょっと免疫ついてるから(遠い目)。
「ん?ああごめんね?つい無意識で(ニッコリ)。」
無意識でオーラ出さないで下さい。怖いです。
「やだなー、怖いなんていわないでよ。」
「だから心を読まないで下さい。」
「ふふふ。」
「とにかくなんですか?先輩にはドリンクもタオルもすでに渡しましたけど?」
「んー?僕のが他の男と仲よさそうに話をしてるからね。ちょっと脅しとこうかと思ってね(ニッコリ)。」
おいおい。
「全員集合!」
あ、手塚部長叫んでる。
「あ、ほ、ほら、不二、英二。休憩終わりだ。早く行かないと手塚に走らされるぞ。」
「副部長の言うとおり!早く行った行った!」
「くす。しょうがないな。じゃぁ、また後でね。行くよ、英二。」
「にゃー!」
「じゃ・・・じゃぁ・・・俺も・・・痛た・・・。」
大石副部長、胃おさえてる・・・大変だなぁ・・・。
「あはは(苦笑)。あとで胃薬・・・用意しておきます・・・。」
「あ・・・ありがとう・・・さん・・・。」
やっぱり・・・一番の苦労人は副部長だなぁ・・・。
「あの卵頭のコ・・・大変ね・・・。」
「そうだな。なんか・・・本当に・・・うん。」