#08『無垢なる歪み』バリバリ捏造。
ティエ刹。意味不明。せっちゃん女装中。
それでもいいかただけれっつごー!















君とワルツを

留美から財界のパーティーにアロウズのトップが出席するという情報がはいった。そのパーティーに、ティエリアと刹那が潜入することなった。
「しょうがないわね・・・でも、私の指示に従ってもらうわよ。」
と、スメラギが不敵な笑みを浮かべていたのは・・・見なかったことにしよう。うん。

そしてパーティー会場。
「・・・・・・・・・・・・なんで俺までこんな格好をしているんだ・・・。」
「・・・我慢だ・・・(か・・・可愛い・・・)。」
ティエリアと刹那は女装していた。
刹那はブルーのマーメイドラインのドレスで髪はウィッグでロングにしてアップにまとめ、ティエリアはワインレッドのマーメイドラインドレス。髪はウィッグでロングのストレートにしている。
もうその姿はその辺の女性より美人な二人。そんな二人を男どもが黙って見ているはずがなく。
「私と一曲踊っていただけますか?」
「いえ、私と。」
次々にやってくる権力の犬ども(爆)をティエリアは少々額に青筋を立てつつもにっこり笑顔であしらい、刹那はあからさまにげんなりとした表情をしている。そんな表情も男たちはそそるらしい(え)。追い払っても追い払っても砂糖に群がる蟻のごとく男たちは寄ってくる。
この状態にはせっちゃんLOVEなティエリア。そろそろぶちきれ寸前(おい)。
「失礼。初めまして、リボンズ・アルマークと申します。一曲、いかがですか?」
そう言って現れたリボンズは刹那の手を取り、その手の甲に口付ける。

ブチ

「・・・え?」
何かが切れる音が聞こえた(様な気がした)。刹那は恐る恐る音がした(様な気がした)方を見れば、額に血管を浮き上がらせる勢いで黒いオーラを背負うティエリア。周りにいた男たちがドン引きしている。そんな中でもリボンズはニコニコと刹那の手を取ったまま微笑んでいるからいろんな意味で最強かもしれない。
「どうしました?お嬢さ「この子は気分が優れないようなので、私たちは少し失礼させていただきます!
抑えつつも地の底から這い上がってくるような勢いでリボンズから刹那を引っぺがすとお前今女性だろうという突っ込みがはいりそうな勢いで刹那をお姫様抱っこし、外へと連れ出してしまった。

「ティ・・・ティエリア!任務を・・・!?」
外に出たところでようやく解放された刹那はいきなり抱きついてきたティエリアに戸惑いの声を上げる。
「ティエリ「刹那が・・・可愛すぎるからいけないんだ。」は?」
意 味 不 明
刹那の頭の上にははてなマークが飛び交っている。
「刹那は僕のだ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・話が見えないぞ。ティエリア・アーデ。」
超が付く鈍感な刹那はティエリアが何を言っているのかさっぱり分からない。
「今日はもういい。とりあえず、つぶすべき敵は見つかったからな・・・。」
リボンズ・アルマーク・・・潰す・・・!と何か違う方向に燃えているティエリア。
「???そ・・・そうなのか?なら・・・戻ろう・・・?」
いい加減この格好も疲れた・・・と苦笑したように言えば、ティエリアも優しく微笑み返す。

その後。トレミーに戻ったティエリアと刹那は『撮影会』だと言って、ドレス姿でやたら写真を撮られていた。それを端末の待ちうけにしようとしていたロックオンはティエリアに制裁を食らっていた。

なんだこれ・・・!
とりあえず、ティエ様が女装して潜入するんだったらせっちゃんも一緒に女装で潜入しちゃえばいいのに!という妄想から生まれました。このあとせっちゃんはティエ様においしくいただかれました(爆)。
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