『薄桜鬼 黎明録』からの妄想。ネタ神様が書きなさいとネタを顔面めがけてぶん投げていかれました。。
どっかぬけてる長男りゅーのすけ、毒舌シスコンかおる、みんなのアイドルちづる(笑)というそんな話。
読んでやるよ!って人だけスクロール!



















さくらのもりびと

キーンコーンカーンコーン
「終わったー!昼だー!」
「飯だー!」
チャイムと同時に龍之介と平助の叫び声が教室に響いた。
「おいそこ!まだ挨拶終わってねーぞ!」
教壇の上から教師の土方が叫ぶがもう誰も聞いていない。土方の額に青筋が浮かんでいる。もうこのやりとりも毎回のことなので回りは周りで「またか。」といった感じである。当の土方もしばらくは二人を睨みつけていたが、諦めたように大きく息を吐いて教室を出ていった。
「飯♪飯♪」
「楽しそうだな、龍之介。」
「当たり前だろ♪今日の弁当当番は千鶴だぜ♪」
そういいながら鞄を漁る龍之介だが、だんだんと顔色が悪くなる。
「?どうした?」
「・・・やべぇ・・・弁当忘れたorz。」
リアルに凹む龍之介に平助は苦笑するしかない。
「なら早く購買行かねぇと売り切れちまうぜ。」
「おぅ・・・、「あ、兄さん。」千鶴?」
財布を持って立ち上がった瞬間教室の扉からひょこっと顔を出したのは千鶴。さらにその後ろにはものすごーく機嫌の悪そうな薫の姿。
「兄さん、お弁当忘れて行ったでしょ?届けにきたの。」
「本当、こんなのが兄とか、あり得ないよ。せっかく千鶴が作った弁当わすれるとかなに?バカなの?死ぬの?」
「ちょ、薫・・・!」
「薫てめぇ・・・!(怒)。」
これもいつものことだ。もう見慣れたクラスメイトからは「仲いいよなー。」という目で温かく見守られていることを本人たちは知らない。
「・・・おーい。そこ、いがみ合うのはいいけど早く飯食っちまわないと昼休み終わるぞ。」
おろおろとする千鶴の隣で平助がぼそっと呟いた声にようやく気づいて慌てて周りの机から椅子を引っ張ってきて平助と龍之介の机の周りに集まる。
「薫・・・後で覚悟しとけ・・・、」
「ふん。千鶴より弱いくせに。」
「はいはい、いただきまーす!」
「あは、あははは(苦笑)。」
これがまぁいつもの風景だったりする。

(平助、龍之介、千鶴ちゃんきてるー?)(邪魔をする)(あ、起きた先輩に斎藤先輩)((ち、余計なのが来た))

こんなシーンが降ってきましたスライディング土下座!
放課後は風間が毎日千鶴を口説きに来るんです。そして薫とバトルんです←
龍之介はとりあえず千鶴よりは強くなろうと日々精進中です(苦笑)。
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