『劇場版BLEACH Fade to Black〜君の名を呼ぶ〜』END後捏造。いろいろネタバレっぽい感じなのでまだ映画を見ていない人は見てから読むことをお勧めします。
読んでからの苦情は綺麗さっぱりスルーさせていただきますのでその辺よろしく!



















Fade to Black〜君の名を呼ぶ〜

瀞霊廷内はなんだか空気が重かった。

それはルキアと一護についての記憶が消されたあのあの一件が片付き、一護が現世に戻った後。
それはもう、どんよりという言葉が超似合うぐらいの勢いで。その原因が

(いくら敵の術中にはまっていたとはいえ一護のことを忘れるなんて・・・!)

ルキアのことはいいのかと突っ込みを入れたいところだが、そんなの知ったこっちゃないという雰囲気であちこちからぶつぶつと一護に対する懺悔の言葉を呟く声が聞こえる。はっきり言ってウザイことこの上ない。
「・・・ちょっと朽木、うちの隊長がウザイんだけどどうにかならない?」
「・・・無理です。浮竹隊長も兄様も恋次もはっきり言ってウザイことこの上ない空気を纏っています。手に負えません。」
京楽隊長とか檜佐木副隊長とかも同じ状態らしいです。と、ルキアが言えば乱菊はうわーと空を仰ぐ。
「っていうか十一番隊は無傷なんだ。一角とか弓親あたりがショック受けそうな気がしたんだけど。」
更木隊長はそんなたまじゃないわよね。と一言付け足して。
「ああ、それは更木隊長に超大笑いされて終わったそうです。」
そっちのほうが堪えたらしいですよ、とルキアが言えばなるほどと乱菊も納得する。それにしても、
「・・・・・・・・・仕事、進みませんね。」
「そうね。総隊長に言えばどうにかしてくれるかしら。」
「あー・・・ちょっと無理かもしれませんよ。総隊長も尸魂界の恩人の一護を旅禍として捕らえようとしたことに少なからずショックをうけているらしいですから。」
あの総隊長まで・・・と乱菊は絶句する。とにかくだ。隊長の執務机につっぷしし相変わらずどんよりした空気を背負っている日番谷を見て大きくため息をつく。
「・・・・・・ルキア、あんたちょっと一護連れてきなさいよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・今連れてきたらいろいろと餌食になりそうな気もしなくもないのですが。」
「その辺はあたしたちがどうにかするのよ。」
砕蜂隊長とか、卯ノ花隊長とか七緒とかに声かければ喜んで協力してくれるわよ、と笑顔でのたまった(え)。
「・・・そうですね。分かりました。じゃぁ、ちょっと行ってきます。」
「よろしくねー!」

その後。ルキアに呼び出され尸魂界に拉致(爆)された一護がどうなったかは、想像にお任せする。
fin

ごめんなさい・・・!(スライディング土下座)。
もうね、超萌えた・・・!素晴らしく萌えた・・・!萌え死ねるぐらい萌えた・・・!(落ち着け)。
あのあとちゃんと記憶も戻ってみんな一護に対してやっちゃった・・・!みたいな感じで凹みまくればいいと思う(爆笑)。
一護は尸魂界(っていうかBLEACHの世界)のアイドルで!総受けで!(落ち着けよ)。
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