『劇場版BLEACH 地獄篇』END後捏造。いろいろネタバレっぽい感じなのでまだ映画を見ていない人は見てから読むことをお勧めします。
さらに言えばものすごく捏造。すごく捏造。脳内妄想万歳三唱。
一護が地獄の王だったら。」という無理のありすぎる脳内妄想から生まれた駄文なのでダメな方は回れ右!
読んでからの苦情は綺麗さっぱりスルーさせていただきますのでその辺よろしく!



















地獄の輪廻曲ロンド

トッ
地獄の、底の底。最下層。罪を重ねすぎたものが送られる場所。そこに、一人の”少年”が降り立つ。
オレンジ色の髪にブラウンの瞳の少年―黒崎一護―はあたりに充満する地獄の瘴気も気にならない様子でまっすぐに進む。その表情かおには笑みすら浮かんでいて、
「…あいつも馬鹿だよなぁ。」
もう少しおとなしくしてれば、罪を清算できたかもしれないのに。
そうつぶやく一護の表情かおには憐みと嘲笑の両方が入り混じっている。

大きな門―地獄の門に似ていて、どこかが違う―の前に立つと、両脇に控えるクシャナーダが頭を垂れる。
ワザワザコノヨウナ所マデ、レイ
「ん。いーんだよ。お前たちにも迷惑かけたな。」
ソレガ、我々番人ノ役目デス。レイ
「…うーあー…そのレイっつーのやめね?今の俺はだだの”高校生”で”死神代行”の”黒崎一護”だ。」
ソレデモ、レイレイデス。
「…まぁいいや。入るぞ。」
『『ハ。』』
コクトーと共にやってきたときとは違い、堂々とした態度に、クシャナーダたちからレイと呼ばれる一護はまさしく地獄の王レイ ディル インフィエルノの名がふさわしい。
「…おーい生きてるか―…って、もう死んでんだよな。」
なんて冗談のように明るく檻―正しく、檻―の中に鎖で繋がれたコクトーへと声をかければ、コクトーはこれでもかというくらいに目を見開く。
「なっ!お前一護!なんでここに?!」
「ん?それは俺がこの、地獄のおーさまだから。」
おーさまっつってもお飾りだけどなー、と言いながらも纏う霊圧は他の、コクトー自身の比ではない。
「王、だと?」
「そ、おーさま。つっても一応人間だぜ?ちゃんと人間の母親から生まれた、ちょっと特殊だけど、人間だ。」
”特殊”というのは父親が死神だとか、今現在自分も死神代行だとかそのあたりだろう。
「…はっ。地獄がお前に手を貸したのはそのせいか。」
「まーな。今回はちょっとクシャナーダあいつらだけじゃ手に負えなかったからなー。」
お前強かったから。
なんてのたまって。
「普通だったら俺が出る幕でもないんだぜ?まじで。クシャナーダたちがちゃんと管理してくれる。今回はお前が想像以上に強かったってのと、俺の大事な妹を、家族を巻き込んだ。だから、俺が出た。」
一気に霊圧が跳ね上がる。それは、すべてを跪かせることが、可能なほどに。
「……………………で、その地獄の王様が、俺なんかに、何の御用だ?」
なんとか声を発すると、霊圧がふっと軽くなる。そして、一護はにぃっといたずらを思いついた子供の用に笑ってコクトーに手を差し伸べる。
「お前、俺と一緒に来い。」
「は?」
思わず間抜けな声が出た。今こいつなんつった?え?
「だから、俺と一緒に来いって。ここから出してやるっつってんだよ。おーさま権限で。」
「マジで?」
「マジだ。」
「俺は一護、お前を利用したんだぞ?」
「そーだな。それでも、力をセーブしていたとはいえ、俺を圧倒できるぐらいの力をお前は持ってる。こりゃ、下僕にちょうどいいと思ってな。」
下僕かよ!
思わず突っ込んだ。気持ちは分からなくもない。
「それで、どーすんだ?来るのか?来ないのか?」
それでも手を差し伸べ続ける一護に、コクトーは一つ、大きなため息をついて、
「…あぁ、もう下僕でもなんでもいいわ。ここから出してくれるなら、お前についてってやるよ、一護。」
その手を取った。

(あ、そうだ)(なんだ?)(さすがにそのまま連れてくといろんな奴がうるさいから…そうだな猫でいいか)(え゛)

ごめんなさい・・・!(スライディング土下座)。
地獄が一護に手を貸したとかもういろいろその辺で妄想爆発。一護は地獄の王でいいんじゃないかとそんな勢いだけで書き上げた所要時間十分!(爆)。
おかげで駄文にもほどがある!スライディング土下座!(二回目)。
あと、読み方ですが、うぃきぺでぃあでスペイン語的なものが多いという情報を仕入れた闇猫が翻訳サイトで訳して、適当にカタカナ読みしてつけた読み方ですんで絶対どっか間違ってる…!
読み方わかる方からのダメだし待ってます。
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