TURN10『神虎 輝く 刻』のバリバリ捏造。いろいろと間違ってる。それでもいい人だけれっつごー!















しすたーこんぷれっくす

「これも・・・ルルーシュ・・・。」
アーニャは携帯に映る黒髪の少年の姿を見詰めると一人、ポツリと呟いた。

騎士団は突然現われたモルドレッドに大騒ぎになっていた。
しかもそのナイトメアから降りてきたのが幼い少女であればなおのこと。
「・・・ナイトオブラウンズが黒の騎士団に何のようだ?」
動揺からいち早く立直ったのはやっぱりC.C.。腕を組み、未だにフリーズ中のゼロを背にかばい、ナイトメアから降りてきた少女―アーニャ・アールストレイム―を睨みつける。
「・・・ルルーシュ様に・・・会いに来た・・・。」
『はい?』
ルルーシュ?ルルーシュって誰?
ゼロの正体を知らない騎士団幹部は頭にハテナマークを浮かべて混乱しまくり。
「ルルーシュとは誰のことですか?ナイトオブシックス、アーニャ・アールストレイム。」
「貴方のこと・・・ゼロ。」
すたすたすた
かぽ
『あ。』
無言でゼロに近づき、無言で仮面を取る。
現われた美貌に一同は固まる。
「・・・何故、私がゼロだと?」
とりあえず聞いてみる。但し、未だになんで接点もほぼ皆無と言っていいほどのナイトオブシックスにバレたんだろうと混乱中。
「ルルーシュ様・・・死亡したとされていたけど、生きてた。ルルーシュ様は自分を捨て駒にしたブリタニアを憎んでる。ルルーシュ様には反逆する理由がある。」
それだけでゼロ=ルルーシュだと結び付けたのか。
「それだけじゃない。ゼロの立ち居振る舞い、声、醸し出すオーラ・・・。全てがルルーシュ様のもの・・・。」
うっわぁ・・・。そこまで見てたのかよ・・・。といろいろ突っ込みどころは満載だが、その辺は突っ込まない。
「前からそうじゃないかとは思ってた。確信が無かった。けど、コレで、確信を持てた。ゼロは、ルルーシュ様。」
そういって見せられたのは携帯電話に保存されていた写真。
「うっわぁ、可愛い〜!これゼロの小さい頃?!いいなー、僕にも頂戴!」
「朝比奈・・・。」
「・・・駄目・・・これは私の宝物・・・。」
白い皇族服で微笑むゼロ基ルルーシュの幼いころの写真を見てはしゃぐ朝比奈に千葉はため息をつき、アーニャは携帯を抱きしめて拒否。
「それで、ゼロに会いに来て、その後はどうするんだ。ゼロを捕えて皇帝に差出すとか言うのなら、俺たちは容赦しない。」
扇のその一言で、今まで惚けていた団員たちはアーニャに銃を向ける。
「そんな事しない。ルルーシュ様がブリタニアを壊すというのなら、私も一緒に手伝う。」
『は?』
なに行っちゃってるんだこの子は。仮にもナイトオブラウンズだろう。皇帝の騎士だろう。いろいろと突っ込みどころは満載である。
「ぶっちゃけ、あんなロールケーキ頭に忠誠なんか誓ってないし。前からルルーシュ様に憧れてた。だから、どうせ仕えるなら、ルルーシュ様がいい。」
え、今、凄いこと言わなかったか?皇帝をロールケーキって・・・いや、まぁ・・・見えなくも無いけど(爆)。
「私が加わったら、凄い戦力になる。ルルーシュ様をロールケーキバッハに売ったウザクもぶっ飛ばしてあげる・・・。」
可愛い顔してなんか物凄いこと言っちゃってるよこの子。
「・・・駄目?」
「う゛。」
上目遣いに言われれば年下の、しかも女の子に弱いルルーシュ。二、三歩後に後ずさるが、それも空しく。
「いいんじゃないのか、ルルーシュ。こちらの戦力が増えて、あちらの戦力が減る。願ったりかなったりじゃないか。」
「C.C.・・・。わかった。アーニャ・アールストレイム。騎士団への入団を認めよう。」
「ありがとう、ルルーシュ様。」
にっこりと微笑まれれば、つられてルルーシュも微笑み返す。
殺伐とした戦いの中で、少しだけほんわかした空気が流れていた。

公式アニャルルフラグをありがとう!!\(T▽T)/(違)。
そのまま寝返っちゃえばいい!とか勝手な妄想の元速攻で作成されました(死)。
色々と間違ってます!!(どうどうと言うことじゃない)。
あ!ごめんなさい!!石は投げないで!!
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