Wonderful Wonder World〜act4〜
進んで行くと再びロイドに遭遇。
「何故木の上・・・。」
「猫は木に登るもんですよぉ、殿下v」
そんな理屈かよ、と突っ込みたいがそういやこういうやつだったなと思い諦める。
「ところで・・・殿下はどちらへ行かれるんで?」
「どちらと言われても・・・。」
見渡す限り森・・・。どっちへ行けば何があるなんてさっぱりである。
「右に行くと帽子屋の家、左へ行くと三月ウサギの家ですよぉ。」
「帽子屋と三月ウサギ・・・。」
ますます『不思議の国のアリス』だ・・・。そう考えると頭が痛くなってくる。
「どうしましたぁ?殿下ぁ?」
「・・・なんでもない。ついでに殿下って言うな。」
「はい、ルルーシュ様v」
ニコニコニコ・・・
ウザイ
また大きく溜息を一つ。
「・・・俺はもう行く。」
「はい。お気をつけてぇ〜。」
ルルーシュは先へと進んだ。
ロイドさんはまんまチェシャ猫だと思う(笑)。
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