TURN20『皇帝 失格』のバリバリ捏造。
マリアンヌ様が本編とキャラが180°違います。とにかくルルーシュらぶ。騎士団批判あり。いろいろ間違ってる。
それでもいいかたのみれっつごー!
君のためのラプソディー
アーニャはモルドレッドで斑鳩に降り立つと機体から降り、記憶を無くし、怯えるC.C.に近づき、精神世界へと踏み込んだ。
「何やってるの、またこんなところに閉じこもって。C.C.。C.C.!」
ぼーっと上の空で何かを考えているようなC.C.にアーニャが声をかけるとC.C.は怪訝そうにこちらを振り向く。
「ん?誰だ?」
アーニャと直接会ったとこのないC.C.はアーニャの姿を見て眉をひそめる。そんなC.C.にアーニャはくすくすと笑って、その姿を、C.C.の良く知る人物へと変える。
「私よ。ほら。」
「お前・・・こんなところまでやってきて。そんなにルルーシュが心配か、マリアンヌ。」
微笑むその姿はC.C.もよく知る人物―マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア―かつてC.C.が契約し、ギアスを与えた一人。マリアンヌは呆れたような顔をするC.C.に面白くなさそうに膨れてみせる。
「あたり前でしょう。私の可愛いルルーシュ。あんなに美人に育って。今までは仮面で顔を隠して行動してたから悪い虫も付きにくかったかもしれないけど、素顔さらしちゃったんですもの。貞操の危機よ!」
え?そっち?
「そうだな。しかも、あいつは超が付くほど鈍感だからな。」
え?肯定しちゃうの?
生憎、ここに突っ込みを入れられる人物はいない。だって、ここC.C.の精神世界だし。ここにいるのC.C.とマリアンヌだけだし。
「しかも何?黒の騎士団。ルルーシュがいなければここまで大きな組織になることも、力を得ることも出来なかったっていうのに、ギアスのことを知ったとたんに『裏切り者』呼ばわり?信じられない。」
「まぁ、馬鹿の集まりだということだな。」
「C.C.、貴女も。」
「私か?」
「貴女がコードを封印しちゃってから、あのこ凄い凹んでたわよ!貴女がルルーシュのことちゃんと見ててあげなきゃ駄目じゃないの!」
「・・・私はルルーシュの保護者か?」
「他に誰がいるのよ。」
いろいろと突っ込みどころ満載。でも突っ込み不在(爆)。さらに黒の騎士団悪口大会に発展し、それはしばらく続いた。
「さて。そろそろ行きましょう。現実世界へ。」
「うむむ。」
「私が決めたんだから、決定よ。」
どこまでもマイペースなマリアンヌ様。さすが、『閃光』の異名を持つだけある(関係ない)。
「早くルルーシュを探して抱きしめてあげなきゃvv」
「・・・そこなのか?」
「他に何があるの?」
「無いな。」
モルドレッドで神根島に向かい、ルルーシュを発見したアーニャ基マリアンヌとC.C.はルルーシュを目の前にするなり二人で抱きつき、意味が解らないルルーシュは混乱の渦に巻き込まれ、しばらくフリーズしていた。
ごめんなさい・・・!
(またか)。
本編のマリアンヌ様の黒さにやられつつも(え)、マリアンヌ様がご降臨めされたのはルルーシュが心配だったからだと信じてる!(ぐっ!)。
そんな妄想だけで突っ走ってしまった今回の捏造。
いろいろ間違ってる。C.C.がいたところってC.C.の精神世界って考えていいんだよね?(まずそこ)。
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