TURN23『シュナイゼル の 仮面』のバリバリ捏造。
ルルーシュ総受。シュナ様壊れ気味&黒属性。ナナリーも黒属性。ギャグなのかシリアスなのかよくわからない。ちょっとだけ騎士団いじめ。
それでもいいかたのみれっつごー!















フレイとフレイヤは魔王に微笑む

一方的に切断された通信を前にナナリー・シュナイゼル・コーネリアは大きくため息をついた。
「はぁ、全く。ルルーシュも意地っ張りだねぇ・・・。せっかくナナリーが生きていたというのに。」
「シュナイゼル異母兄様が意地悪なことを仰るからではないですか?」
「おや、ナナリーだって随分ルルーシュのこと苛めていたじゃないか。」
「ふふふ。だって、お兄様ったらずっと何も仰ってくださらなかったんですもの。少しぐらい意地悪言ってもいいじゃないですか。」
ふふふ、あはは。黒い笑みを浮かべながら話をする異母兄妹。やっぱこの二人黒属性・・・っていうか闇属性?(笑)。コーネリアが引いてます。はい。
「うーむ。ルルーシュに戻ってきて欲しいだけなんだけどなぁ・・・。あの単純な黒の騎士団を脅せば簡単にルルーシュを引き渡してくれると思っていたのに・・・。」
「失敗しましたよね、異母兄上。」
「そうキッパリ言わないでおくれ、コーネリア。」
「あら、失敗は失敗でしょう。シュナイゼル異母兄様。」
黒の騎士団にゼロが裏切り者だと思わせてルルーシュをこちらに引き渡してもらおうと思ったのに・・・。
とかハンカチ噛み締めるシュナイゼルはぶっちゃけキモイ(爆)。
「黒の騎士団自体は本当に単細胞なお馬鹿さんの集まりだったのでしょう。そしてシュナイゼル異母兄様からの情報だけを鵜呑みにしてルルーシュお兄様を切り捨て、あまつさえ裏切り者呼ばわりした黒の騎士団と、本当に手を組むのですか?」
ルルーシュー!とか言ってるシュナイゼルは綺麗にスルーしてナナリーはにっこりと微笑む。
「ああ、それもこれも、ルルーシュを取戻すためさ。ブリタニア、ひいては世界なんて、どうでもいいんだよ。」
「そうですね。ルルーシュお兄様さえ戻ってきてくだされば、この世界がどうなろうと私たちには関係ないことですものね。」
物騒なこと言っちゃってますよこの異母兄妹。
「ルルーシュは『みんなのため』に自分が『悪』になろうとしている。」
「そんな事はさせませんわ。ルルーシュお兄様は私だけのお兄様でいてくださればいいんです。」
「ははは。ルルーシュは私のだよ、ナナリー。」
「ふふふ、寝言は寝てから言いやがれ変態兄貴。」
わぁ、ナナリー真っ黒発言(爆)。コーネリアはもうこの二人の会話に参加する気は毛頭ないらしく傍観者に徹している。
「とにかく、ルルーシュを止めないとね。」
「そうですわね。でも、殺さないようにしなくてはいけませんよ。」
「大丈夫だよ。私を誰だと思っているんだい?」
変態ブラコン兄貴。
「酷い言われようだな(苦笑)。」
「あら、これでも褒めてますよ。ルルーシュお兄様のこととなれば、シュナイゼル異母兄様は動けない私より頼りになるかもしれませんもの。」
ふふふ、あはは。
あー・・・異母兄妹の会話じゃねぇ。誰か突っ込みプリーズ(怖くて出来ません)。
「とにかく。私たちの可愛いルルーシュをなんとしてでもこの手に取戻すんだ!」
「ええ。そのためならば何でも利用して差し上げますわ。」

―優しい優しい、この世で唯一つのアメジストをこの手に―

相変わらずです。スイマセン。ごめんなさい。石は投げないで・・・!
本編はあんなだけどナナリーもシュナ様もみんなルルーシュが大好きだと信じてる・・・!信じてるからぁ!(号泣)。
※フレイ→北欧神話の豊穣の神。平和を司る神でもあり「主人」という意味をも持ち、「貴公子」と呼ばれることもある。
※フレイヤ→北欧神話の愛と美の女神。フレイの妹。同時にヴァルキリーたちの長でもある。
(参考:『「世界の神々」がよくわかる本 ゼウス、アポロンからシヴァ、ギルガメッシュまで』東ゆみこ 監修 造事務所 著 PHP文庫)
← 戻る