TURN25『Re:』のバリバリ捏造。
ナナ→ルル。ナナリーが真っ黒(え)。途中までギャグなのに最後シリアス。
それでもいいかたのみれっつごー!















白薔薇の檻

ダモクレスの中で、ルルーシュとナナリーは、一年ぶりの再会を果たした。
「八年ぶりにお兄様の顔を見ました。」
シャルルの記憶改竄のギアスを破りしっかりと目を開いたナナリーに、ルルーシュは驚愕に目を見開く。
「ナ・・・ナナリー・・・。」
「やっぱり!私の想像通りでしたわvお兄様は本当に美人でしたのねvv」
グハ!
車椅子アタック!(よい子はまねしないでください)。なんかいろいろとずれてる。っていうかこれは喜ぶところなんだろうか?
「本当でしたらもっと早くお兄様にお会いしたかったのですけど、シュナイゼルお異母兄様が許してくださらなくて・・・そういえば・・・シュナイゼル異母兄様はどうしたのですか?」
「あ・・・えと・・・ギアスをかけて・・・その・・・。」
「あら、そうなんですか?でしたらもう邪魔はいませんねv」
うきうきと楽しそうに話すナナリーに、イレギュラーに弱いルルーシュは頭の回転が追いつかない。かろうじてナナリーの問いに答えるのが精一杯。っていうかナナリーなんかいろいろと黒いんですけど・・・?
「あ、そうですわ。はい、これがダモクレスの鍵です。」
「・・・はい?」
「?お兄様はこれをとりにいらしたのでしょう?ですから、はい、どうぞ。」
「・・・・・・・・・・・・そんなにあっさり渡していいのか・・・?ナナリー・・・。」
イレギュラーすぎて思考が追いつかない。呆然と言うか唖然と言うかいろいろとナナリーのペースに今まで頭の中で作り上げたさまざまな行動パターンはすべて無に帰した。
「当たり前です。お兄様の願いは私の願いでもあるんです。お兄様がお望みなら、ナナリーは鬼にでもなります。」
にっこりと、綺麗に微笑みながらもさらりと恐ろしいこと言ってのけちゃったナナリー。それでもタックルされてさらに腰の辺りに抱きつかれたままのルルーシュはちょっと嬉しそう。相変わらずシスコンフィルターがかかっている模様デス(笑)。
「さぁこれで世界はお兄様のものですわv」
その瞳は狂気に満ちていて。

「・・・お兄様は・・・私だけのもの・・・。もう誰にも・・・渡さない・・・。」
―白い薔薇に絡め囚われたアメジストは、安らかに眠る―

あれ?ギャグで終わらせようと思ったのになんか黒いぞ?(爆)。
ナナは愛しのお兄様のためなら何でもやります。そしてお兄様は私だけのもの・・・!な感じで。
※白薔薇の花言葉『私はあなたにふさわしい』
← 戻る