TURN25『Re:』のバリバリ捏造。
スザルル。なんつーかギャグでしかない。何気にマオ生存。
それでもいいかたのみれっつごー!
君にすみれの花束を
”ゼロ”が、現れた。
”ゼロ”が”ルルーシュ”であったことを知る元・黒の騎士団の面々はその姿に驚く。そして”ゼロ”を見て、”ルルーシュ”を見る。”ゼロ”が”ルルーシュ”の前に立ち、剣を構える。そして、”ゼロ”を見る”ルルーシュ”の表情が、とても幸せそうなのに気づいたカレンは、思わず叫んでいた。
「
ルルー
「
あー!やっぱり無理!
」は?」
「ほわぁ!?」
あろうことか”ゼロ”は剣を放り投げ(危ないです)、仮面も脱ぎ捨てて(えー)、ルルーシュに抱きついた。仮面の下は案の定スザク。それを見た元・黒の騎士団面々は「あーやっぱりなー。ルルーシュだったらあんな人外な動きできないもんなー。」とかちょっと場違いなことを考えていたり。
「な!枢木スザク!ルルーシュ様から離れんか!」
「嫌です!無理です!俺にはルルーシュを殺すなんてできませんから!」
「なっ!それではせっかくルルーシュ様が考えた計画が・・・!」
ジェレミアv.s.スザク。なんかいろいろと聞いちゃいけないことを聞いてしまった感が否めない会話にちょっと現実逃避したくなった人々。
「・・・スザク・・・お前は俺の苦労を水の泡にする気か?」
スザクに抱きしめられたままなんかもう疲れた顔をするルルーシュにちょっと同情したくなる。・・・KYが・・・。
「
ん。大丈夫。君が”世界”からいなくなればいいんでしょ?
」
「
・・・まぁ・・・そうだが。どうするんだ・・・?
」
こそこそと抱き合ったまま(え)話をしているため、何を話しているのかはここまでは聞こえない。
「
前に、マオっていたでしょ?あいつの用意した家に避難。まぁ、C.C.とマオも一緒に暮らすっていうのが、ちょっと癪だけどねー。
」
「
な!マオが生きているのか!!?
」
スザクの衝撃告白に思わず大声で叫んでしまったルルーシュに周囲の視線が突き刺さる。もう、痛い痛い(爆)。
「ルルーシュー。声が大きいよ?うん。なんか生きてたみたい。あ、ちなみにC.C.には了解とってあるから。OKだって。マオも、「C.C.が一緒ならいいよー」って。」
ものすごい軽くいってるけどいろいろと突っ込みどころ満載じゃないのか?というのはスルーの方向でお願いします。ええ、もう綺麗さっぱりと。
「・・・・・・そう・・・なのか・・・?」
「うん。そういうことだか
ら!
」
「ほわぁ!?」
二回目。
いきなりお姫様抱っこをされたルルーシュは本日二回目の奇声を上げた。そのなんだかかわいらしい悲鳴にちょっとときめいちゃったりした周囲の人々。だって、あの『悪逆皇帝』とか言われちゃってる人があんなかわいらしい悲鳴あげちゃったらもう・・・ギャップ萌?(は?)。
「と・・・いうわけで・・・
皇帝ルルーシュは俺がいただいていく!
」
何だそのどっかの小説の怪盗みたいな台詞は!
といろんな人が思ったのはまぁいうまでもないだろう。
そんな周りの心中などお構いなしにルルーシュをお姫様抱っこしたスザクは颯爽とその場を立ち去っていく。もちろんどっかの怪盗よろしく似合わない高笑いを残して。
「ス・・・スザク・・・!ちょ・・・離
グッ!
」
「ははは、黙ってないと舌噛むよー?ってもう噛んだー?」
超 楽 し そ う
。
残された人々はいろいろと突っ込みどころ満載な退場の仕方にも、ただ呆然とその姿を見送ることしかできなかった。
「はっ!あぁぁああ!ルルーシュ様ぁあああ!私も連れて行ってくださいー!!」
30秒後。我に返ったジェレミアが猛スピードでルルーシュの後を追いかけていった。
―オマケ―
「わぁいvvC.C.ーvvルルーvv久しぶりーvv」
「ほ・・・本当に生きていたのか・・・。」
「ちょっと。マオ。ルルーシュに引っ付かないでくれる?ルルーシュは俺のなんだから。」
「枢木スザク。ルルーシュ様は貴様のものでもない。」
「ふふふ・・・楽しくなりそうじゃないか。なぁ、ルルーシュ。」
「・・・・・・・・・はぁ。」
スザルル?スザ→ルル?いまさらながらマオ生存(え)。生きててもいいと思う。そいてルルーシュになつけばいいと思う。
そしてルルーシュをめぐってスザクと対決していればいいと思う(笑)。
※すみれの花言葉『小さな幸せ』
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