オーストラリアの田舎。奥の奥にある家の前に代表としてナナリーとカレン、そしてシュナイゼルの三人が立った。何故この三人だったかというと、代表を決めるときにナナリーは笑顔で脅し(え)、カレンは大騒ぎ(コラ)、シュナイゼルは泣き落とし(ぶっちゃけ超ウザイ)という素晴らしい(えー)それぞれ代表を勝ち取った。どうしてもついていくといったほかのメンバーは車で待機(ロイドが大騒ぎするのをセシルとラクシャータが黙らせている最中)。
「やっと・・・ルルーシュに会える・・・。」
「あぁ・・・私の可愛いルルーシュ・・・今抱きしめてあげぐふぅっ!」
「黙っててください、変態ブラコンお異母兄様。」
ナナリーの必殺技、車椅子アタック(よい子はまねしないでください)により性懲りもなく地面とお友達になるシュナイゼルをカレンは呆れたように見下ろす。もう、皇族とかどうでもいい。こいつ学習能力無いだろうといった顔だ。
「さぁ、参りましょう、カレンさん。」
「うん。」
二人(え?)は家のベルを鳴らした。
そのころ家の中では何故か緊迫した雰囲気が漂っていた。
「・・・これだぁ!!」
「・・・私の勝ち。今日は私・・・(ふっ)。」
「ぐぁぁああああ!また負けたぁ!!」
「本当にスザクってババ抜き弱いよね。」
現在ババ抜き真っ最中。これが一日一回行われる恒例行事だと言ったら絶対にあほだと思うだろう。ただ、それが、『今晩誰がルルーシュと一緒に寝るか』を賭けた勝負だと言ったら、納得するだろう(え)。
「・・・終わったか?」
「あぁ、今日はアーニャだそうだ。スザクはこれで三十連敗だな。」
「うぅぅ・・・僕だってルルーシュと添い寝したい・・・!」
「貴様なんぞとルルーシュ様を一緒に寝かせられるか!」
ジェレミアの一喝。その場にいた全員が納得しているあたりスザクがどういう行動をとるかもうわかりきっているのだろう。当のルルーシュだけは首をかしげているが。
「そうか、今日はアーニャか。」
そんなことはまぁどうでもいいと言わんばかりに(え)アーニャに向き直り、ふわふわしたアーニャのピンクの髪をなでる。そんなほのぼのとした空気が流れていたとき、呼び鈴が鳴った。
「あぁ、誰か来たみたいだ。・・・こんなところまで・・・いったい誰だ?」
アーニャの髪を撫でていた手を止め、扉へと向かう。
―再会まで、あと少し―
あれ?この辺で終わるはずだったんだけなぁ・・・(爆)。次で絶対終わり。っていうか終わらせる。
それにてもシュナ様いじめすぎですね!愛故にですけど!(本当かよ)。
トランプ対決は毎回勝負内容は変わりますけどスザクは弱いです。スピードとかだったら強いかも(動体視力)。
ババ抜きとか七ならべとか頭使うのは絶対弱いと想うんだ、スザク(えー)。
※ペチュニアの花言葉→君といると心和む、心の平安
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