TURN6『太平洋 奇襲 作戦』を見てショックを受けた管理人闇猫が「あのときこうだったら!」という妄想と希望で捏造したものです。
ネタバレになってないネタバレっぽいものですが、気分を害すると判断された方はバックプリーズ。
読んでからの苦情は受け付けません。



















あなたと共に

「お兄様なのですね!!」
「ぐは!」
ゼロは車椅子で突撃された。

ゼロもといルルーシュはナナリーの元へたどり着いた。もちろん、仮面はつけたまま。
それなのに、
「・・・ナナリー皇女殿下?私はあなたの兄では・・・」
「いいえ、その気品あふれるオーラ!私がお兄様を間違えるはずなどありません!!」
そう言っておもむろに車椅子から立ち上がり、今まで閉ざされていた瞳を開くと、ゼロの仮面に手を添え、
カチャ
何のためらいも迷いも無く、仮面をはずす。
現われた漆黒の髪、白い肌、アメジストの瞳にナナリーは嬉しそうに微笑む。
「やっぱり・・・!お兄様でしたのね!会いたかったです!!」
ぎゅうっと抱きついてくる最愛の妹に嬉しいのと驚きといろいろ混ざってフリーズ中。
「必ず、迎えに来てくださると信じていました!そのために私はここに来たんです!」
「ナ・・・ナナリー・・・?」
「目も見えるようになりました。足も、この1年間で本国の医療技術も格段に進歩して、動かせるようになりました。私もお兄様の元へ・・・黒の騎士団へ連れて行ってください!お兄様に攫っていただくために私はここにいるのですから!」
ルルーシュに抱きついたまま必死に訴えるナナリーを世界一のシスコンと言っても過言ではないだろうルルーシュ(笑)が突き放せるわけが無く、
「・・・いいのか?ナナリー。黒の騎士団は・・・決して安全な場所ではないぞ?」
「そんなこと、わかっています。それでも、私はお兄様と一緒にいたいのです。お兄様の居る場所が、私の『世界』なんです。危険だなんて、そんなこと、今さらです。」
にっこりと微笑まれればルルーシュも少し困ったような表情で微笑み返す。
「なら・・・行こうか・・・ナナリー。黒の騎士団へ。」
「はいvv」

数分後。スザクが突入した時にはそこは既にもぬけの殻。
そして空になった車椅子がぽつんと置かれていた。さらにその車椅子には一通の手紙。
その手紙には
『スザクさんへ よくも私の大事なお兄様を今まで苦しめてくれましたね。今に死ぬより苦しい生き地獄をプレゼントして差し上げますので、ロールケーキな頭の誰かさんと首を洗って待っていてくださいねv ナナリー』
それから数日。皇帝陛下とナイトオブセブンが何かに怯えるように自室に駆け込む姿が目撃された。

「そうだ、ナナリー。もう一人、お前に兄が出来るんだよ。」
「それは・・・?」
「ロロっていうんだ。もともと俺を監視していたんだが、今は家族だよ。」
「それは、お会いするのが楽しみですわv(ちっ!ライバルがまた増えましたわね・・・!)。」
fin

TURN6『太平洋 奇襲 作戦』見てショックを受け、自分救済(爆)のために突発的に思いついたものなのでいろいろと捏造&間違ってます。はい。おかしなところ満載です。
そして管理人の中でナナリーは黒い子です。ルルーシュのためなら何でもやります。強いです。
そしてロロと二人で周りを牽制しつつ、争奪戦繰り広げていればいいと思う(笑)。
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