ナナリー黒い子(爆)。TURN7『棄てられた 仮面』捏造。スザクに厳しいです。
それでもいいというかたのみれっつごー(笑)。















お兄様奪還作戦!

大画面の中で挨拶をするナナリーをルルーシュはつらそうな表情で見詰めていた。
『早々ではありますが、皆様に協力していただきたいことがあります。』
渡された挨拶の言葉の書かれた原稿に無いことを話し始めようとするナナリーに人々はいぶかしむ。
そして次の言葉に隣に控えていたスザクを始め、人々は驚愕する。
『ゼロ・・・いえ、私のお兄様、ルルーシュを探していただきたいのです。』
「ナ・・・ナナリー?!」
慌てたスザクは相手が皇女であることも忘れて止めようとする。
「あら、妹が大好きなお兄様に会いたいと思ってはいけませんか?あ、これで私の挨拶は終わりですので中継は止めていただいて結構ですわ。」
「は、はい!」
にこにこといわれてしまえば誰が否定できようか。
しかもバックになにか黒いモノが見える・・・!!
「い・・・いや、それは構わないんだけど・・・ゼロって・・・。」
「私、気付いたんです。あのとき。ゼロがお兄様なのでしょう?そして枢木スザク、あなたはそのゼロであるお兄様を皇帝に売って、ラウンズの地位を得た。」
言葉と共に閉ざされていた瞳が開かれる。
「そ・・・それは・・・君たちに優しい世界を作るために・・・!」
「そのためでしたら友達をも売るのですね。よりにもよってお兄様の初めての友達であるあなたが。」
淡々と言葉を紡ぐ。
「私は今まで見ないようにしてきました。聞かないようにしてきました。でもそれでは護れないと・・・やっと・・・やっと気付いたんです。今まで護られてばかりでした。今度は私がお兄様をお護りする番です。」
その言葉に嘘は無いのだろう。開かれた薄紫の瞳には決意の光が宿っている。
「もう、スザクさん、あなたは要りません。お兄様をお護りするのに、お兄様を苦しめるあなたがいては意味がありませんもの。」
クスクスと残酷な微笑を湛えながら紡がれる言葉は、ナイフのようにスザクの心を抉る。
―大事な大事なお兄様。お兄様のためでしたら私はスザクさんをも切り捨てられます。私の世界は『お兄様』だから。その世界を穢すものは、何者であろうとも排除する。―
「ナ・・・ナナリ・・・」
「しつこいですわね・・・ジノさん、いらっしゃいますか?」
「はーい。お呼びでしょうかーナナリー様。」
「な!ジノ?!」
ナナリーの呼びかけにより現われたジノにスザクは驚愕の視線を向ける。
「この人、しつこいんです。連れて行ってください。それと、アーニャさん。」
「はい。」
「・・・今呼びかけをしたばかりでなんなのですが・・・やはりこちらからお迎えに行ったほうが宜しいでしょうか?」
「そうですね。そう簡単に向こうからいらっしゃるとは思えませんし。」
「やっぱりそうですね。では、早速明日、お迎えに参りましょうvアーニャさんも一緒にいらっしゃってくださいねv」
「はい。」
スザクがジノにズルズルと引きずられていく中、ナナリーとアーニャはほのぼのとルルーシュを迎えに行く相談をしていた。
そんな檀上で行われているやりとりを、人々は呆然と眺めていた。

次の日、迎えに来たナナリーとアーニャによってあっさり捕獲された(笑)ルルーシュは兄妹の感動の再会をした。
それはそれで幸せなのかもしれない。

闇猫はとことんスザクをいじめたおして、ナナリーを黒くしたいらしいです(爆)。
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