Con cuore ed un trifoglio ed una Mafia-Festino adito-
すっかり日が落ちたころ、ハートの城の前にはそれぞれに着飾ったボンゴレファミリーの面々がそろっていた。
「はひー。ボンゴレ本部もお城って感じですけど、こちらも凄いですねー。」
「本当、おとぎの国って感じだねー。」
わくわくキラキラと目を輝かせる京子とハルに綱吉はちょっとだけ苦笑する。
「・・・うん。期待を裏切るようで悪いんだけど、ファンシーなのは見た目だけなんだよね・・・。」
「そうですね。王は女王の尻にしかれてますし、女王は女王で気に入らない兵士やメイドはすぐに「首を刎ねよ」って死刑ですし、宰相はウサギ耳生やしたストーカーですし、騎士は笑顔で毒吐きながら剣を振り回す万年迷子ですからね。」
骸がハートの白の主要人物についてつらつらと述べていく。・・・いろいろとお前に言われたらおしまいだと思わなくもないがそこはまぁ、スルーしておこう。
「・・・なんだかデンジャラスです・・・。」
「先入観って怖いね。」
わかってくれてなにより。
なんだか満足そうに頷く骸は無視しよう。そんなに嫌いか。ここの住人が。
「あはは(苦笑)。そんなに警戒しなくても大丈夫だよ。今日は二人にも楽しんでもらえるようにペーターさん、ここの宰相さんもがんばってくれたんだ。さ、みんな行こうか。」
綱吉のその号令で一行はハートの城へ足を踏み入れた。