Con cuore ed un trifoglio ed una Mafia-Festino La torre del trifoglio + Alice-
・・・あぁ・・・あんまり近寄りたくない・・・。
未だに吐血しながら青い顔で駄々をこねるナイトメアとそれをなだめるアリスとグレイを見て綱吉は大きな溜息を吐いた。その気配を感じ取ったのかグレイがこちらに気付き苦笑を向ける。それに綱吉も苦笑を返す。
「やぁ、グレイ、アリス。・・・ナイトメアも相変わらずだね。」
「やぁ、久しぶりだな。後ろの二人が?」
「うん、先に紹介しちゃおうか。ナイトメアも聞いてろよ。二度手間とか嫌だからな。」
「酷い!」
「・・・自業自得よ・・・。ツナヨシ、ナイトメアは無視していいわ。紹介してくれる?」
「うん。この二人は笹川京子と三浦ハル。ボンゴレ情報部の所属で俺の中学時代からの友達。京子ちゃん、ハル、この二人がそこで吐血して顔を青白くしてるクローバーの塔の主、ナイトメア=ゴッドシャルクの部下のグレイ=リングマークとアリス=リデル。二人ともユリウスと並ぶ常識人だと俺は思ってる・・・!」
あぁ、なんか最後のセリフが途轍もなく切実なのは多分気のせいじゃない(爆)。
「グレイ=リングマークだ。」
「アリス=リデルよ。よろしく。」
「笹川京子です。」
「三浦ハルです。」
ナイトメアを無視してなんとなくほのぼのとした空気が流れている。
「ちょ!ツナヨシ!本気で私を無視なのか?!」
「ナイトメアはいいよ。むしろ永眠してしまえ。」
「酷・・・
カハァ!
」
吐血。
「・・・。」
「・・・。」
「・・・病院行けよ・・・。」
「
いーやーだぁー
うぐぅ・・・!
」
青白い顔がさらに白くなった。
「・・・獄寺君ー、クロームー。」
「はい。」
今の今まで大人しく控えていた獄寺はその一言で綱吉の言いたいことを理解すると素早く行動に出る(クロームが有幻覚で出した蓮の華でナイトメアを捕獲し、獄寺がそのまま医務室へ直行)。ナイトメアがなんかわめいていたけど綺麗にスルー。
「・・・ツナさん・・・ナイトメアさん?はいつもあんな感じなのですか・・・?」
「・・・うん。会うと毎回あんな感じ。吐血して無いの・・・見たこと無いよ。」
ちょっと遠い目。グレイとアリスも苦笑する。
「アリス・・・この前はお土産選び、手伝ってくれてありがとう・・・。」
ママンたちみんな喜んでたわ・・・。
それを聞いた京子とハルが目を輝かせる。
「ハヒ!あのお土産、アリスさんが選んでくださったんですか!!」
「ありがとう、とっても素敵だったよ。」
「喜んでもらえて嬉しいわ。それと私のことはアリスでいいわ。二人とも京子とハルって呼んでいい?」
「ハヒ!」
「うん!」
あぁ、なんかほのぼのした空気が流れてる。クロームも心なしか嬉しそうにしている。
「じゃぁあとは・・・、」
パンパン!
広間の上座、王と女王に視線が集まる。
「今宵は舞踏会。敵対するもの達も今宵は争いは忘れて無礼講じゃ!皆のもの!楽しむが良い!」
女王の言葉終わると同時に楽団が音楽を奏ではじめ、集まった人々はパートナーの手を取って踊りだす。
「・・・あぁいうのは普通、王様のお仕事では無いんですか?」
「・・・いいんだ。ある意味女王のほうが強いんだ。それより最後は女王に挨拶に行くよ。」
苦笑しながらもさらりと有る意味爆弾発言をされて京子もハルも驚いた顔をする。
「じゃぁグレイ、アリス、ついでにナイトメア。」
「私はついでか!」
「あぁ。」
「じゃぁ、京子、ハル、またあとでお話しましょ。もちろんクロームもね。」
そう言って手を振るアリスに見送られて、女王たちの元へ向かうのだった。
ナイトメアの吐血はデフォルトですからねー(苦笑)。女の子たちはほのぼのします。
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