初めて君としゃべった

初めてお前と言葉を交わした。
『俺うずまきナルトって言うんだってばよ!』
お前は笑ってそう言った。
『すっげーってばよ!俺ってばぜってぇまけねー!』
お前はいつも笑ってくれた。
『ウスラトンカチって言うなー!!』
そんな言葉しか出なかったけどそれでもお前と言葉を交わせることが何よりの幸せで。
『俺ってばサスケのこと嫌いじゃないってばよ。』
いつだったかそう言ってくれたことがとても嬉しくて。
お前の微笑が愛しくて。
―でも―
今俺とお前は拳をぶつけ合い殺しあおうとしている。
本当はこんなことはしたくないと誰かが叫んでいる。
お前を傷つけることを心のどこかで拒んでいる。
―チカラとチカラがぶつかり合った―
気が付けばお前は疲れ果てて気を失っていた。
「ごめん・・・。ナルト・・・。俺は・・・。」
雨が降り出した。俺はお前のそばで立ち尽くすしかなかった。
本当はお前を手放したくない。いっそのことこのままお前も一緒に連れ去ってしまおうか。
そんな考えが頭の中を駆け巡る。でも・・・それはお前が望むことではない。
「ごめん・・・。」
俺はそれしか言えなかった。俺はお前が傷をつけた俺の額宛を残してその場を去った。
―ゴメン ゴメン ゴメン―
謝罪しか出てこない。大好きな大好きなお前。
いつか・・・いつかチカラを手に入れて絶対、絶対戻ってくるから・・・。
それまで待っててくれ・・・。ナルト・・・。
fin

うっわ、偽者(笑)
NARUTOのED聞いてたらでてきたこんな話。
設定はあのざんぷのサスナル祭り(笑)の最後を想定。おもいっきし捏造万歳な感じです。
なによりもサスケが偽者・・・!
とりあえず・・・石は投げないで下さい。手裏剣とかクナイも勘弁(泣)
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