満月の夜〜デアイ〜
「…迷ったか…。」
サスケは大きくため息をついた。
火影の命で隣の里まで使いに出たサスケは里の人間が止めるのも聞かず、早く戻ろうと禁断の森を突っ切り帰ろうとした。
そしてその結果日が落ち、道に迷ってしまった。
「…どうするか…。」
サスケはもう一度ため息をつく。
そしてさらに歩き出した。
しばらく行くと大きく開けた場所に出た。
そこは大きな湖だった。
そのとき不意に雲が晴れた。
満月
スポットライトのように満月の光は湖を照らし出す。
そしてその縁に祠が建っているのにサスケは気づいた。
伝承に残る九尾の祠
更にその祠の隣に白い衣を纏った一人の金色が立っていた。
捧げられたこども
サスケは瞬間に悟った。
そして…心を奪われた。
金色がこちらに気づき、にっこりと微笑んだ。
それが捧げられたこども…ナルトとサスケの出会いだった。
短!これからどうしようかなぁ・・・(コラ)。