世界の中心で愛を叫んでみた

「(すー・・・)」
はい。大きく息を吸ってー・・・

「ナルトー!愛してるぜー!」

「何ふざけたことほざいてやがる!この馬鹿サスケー!(怒)」

ドゴッ
今日も木の葉は平和デス。

「サスケ君も懲りないわよねー。」
任務前。担当上忍遅刻のためその間にサクラに手当てしてもらうのが最近のサスケの日課である。
「これで何回目?」
「99回目。」
木の上で忍術書の読書中だったナルトが言う。
「あらナルト。愛されてるじゃない。」
「弱いやつに興味はない。」
サスケは心に50のダメージ。
「サスケ、いい加減諦めたら?」
「あら先生。今日は早いですね。雨振るのかしら?」
仮にも担当上忍であるカカシにあっさりとひどいことを言い捨てるサクラは大物だ。
「サクラー、酷いなぁ。先生ちょっと傷ついたよ?」
「日ごろの行いが悪いからだろ。」
ナルトの追い討ちでカカシは心に70のダメージ。
「で。今日の任務はなんだ?」
サスケ回復。
「ん・・・今日の任務は中止になったからー、ナルト「断る」
最後まで言う前に即答デス。
「最後まで言ってないよー。」
「どーせデートしろとか言うんだろ。くだらねぇ。」
カカシは木の根元でのの字を書いている(キモイ)
「ならナルト!あたしの修行見てくれない?結構幻術上達したのよ!」
サクラが言うと
「ああ、カカシなんかとデートするよりよっぽど有意義だ。」
カカシ「なんか」呼ばわりされて更に50のダメージ(カカシのHPは200の設定)
「さ、行きましょvサスケ君、カカシ先生さよーならーvv」
そう言ってナルトの後ろを歩くサクラが一瞬振り返り
「(ふっ)」
「「!」」
不敵な笑みを浮かべていたのはサスケとカカシしか知らない。

翌日。

「ナルトー!愛してるぜー!」

「いい加減にしやがれ!うぜぇよ!こん畜生!(激怒)」

ドカ!バキ!
「あらー記念すべき100回目だわ。」

今日も木の葉は平和デス。
fin

お馬鹿なサスケが好きです(笑)
突然書きたくなった『せかちゅう』ネタ。
サスケだったらやりそうだ(笑)
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